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運転が上手くなるシンプルな4つの習慣【CERC ~編集デスクのロードスター日記~ #04 】

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▲3月19日に富士スピードウェイで行われた『Be a driver. マツダ・ドライビング・アカデミー』。写真はプログラムの最後に行われた本コース上での記念撮影前の様子

マツダ・ドライビング・アカデミーに潜入!

前回の連載では、総額75万円で手に入れたH15年式のマツダ ロードスター(2代目)のNR-Aに、ロールケージや4点式ハーネス、バケットシートなどを装着したところまでお伝えした。我がNR-Aも乗員保護装備を導入したということで、早速、サーキットでシェイクダウンを行った。その模様は、4月20日から順次発売されるカーセンサー6月号でレポートするので、ぜひチェックしていただきたい。

それはさておき、私は運転が上手くない。我がNR-Aでサーキットで走ったときに改めて痛感した。とにかく遅い。軽自動車にすら豪快に抜かれる始末だ。コースやスポーツ走行自体に慣れていないこともあるだろう。だが、もっと何か根本的なところで、間違っているに違いない。そんな悩みが芽生えた折に、うってつけのイベントに遭遇した。その名も『Be a driver. マツダ・ドライビング・アカデミー』。

このアカデミーは、2014年からスタートしたマツダ車オーナー向けのドライビングレッスンだ。中古車で購入した場合でも参加OK。サーキット走行未経験者を対象とした「ベーシッククラス」と、経験者を対象とした「アドバンスクラス」の2部構成で、それぞれプロドライバーやマツダの開発スタッフによる座学と実技が行われる。筆者は3月19日に富士スピードウェイで行われた「ベーシッククラス」に参加した。

▲当日は10:00から座学がスタート。午後からジムカーナ場でパイロンスラロームなどの体験&訓練が行われた

ベーシッククラスと言えど内容は体育会系

メイン講師は「ミスター・ル・マン」の愛称で知られる寺田陽次郎さん。午前中の座学では寺田さんの“ありがたい”お話や、マツダの車両開発の担当者による「人馬一体」の解説を拝聴。午後は、正しいドライビングポジション、フルブレーキング、パイロンスラローム+定常円旋回の体験と訓練が中心。「ベーシッククラス」とはいえ、パイロンスラロームを5回もアタックするなど意外と体育会系な内容だった。

楽しく安全に運転するために必要な基礎的な知識や技術を習得することを狙いとした「ベーシッククラス」だったが、期待以上に多くを学ぶことができた。そのひとつが「日頃の運転から、ドライビングスキルを向上することができる」ということだ。思い出してほしい。映画『ベスト・キッド』でも、ミヤギ老師がダニエル少年に教えたのは窓拭きやペンキ塗りだったではないか。それらの動きが後に空手の技として生かされ、ダニエル少年はヒーローになったのだ。車の運転も一緒。ということで、アカデミーで教わったことをベースに、筆者なりに大事だと思えるポイントを「運転が上手くなるシンプルな4つの習慣」としてまとめてみた。

▲富士スピードウェイのパドックで出番を待つ我がNR-A。今回のアカデミーには合計30台が参加。スポーツカーの他、CX-3、CX-5といったSUVの姿も見えた

筆者流「運転が上手くなるシンプルな4つの習慣」

01_視界は広く、視線は遠くへ

スラロームから定常円旋回し、所定の場所で急制動するといった複合的な動きでは、目の前ではなく2つ先くらいのパイロンを意識しているとスムーズに走ることができた。常に次の動作に対応できる状態にあれば、狙った(正しい)ラインを走れるということだ。一般道なら、危険予知にも繋がるため、これは日々意識したい習慣だ。

02_アクセルとブレーキで曲がる

アカデミーで寺田さんのアシスタント役を務めていたロードスター使いの梅田さんは、普段からコーナリング時になるべくステアリングを切らない運転操作を意識しているそうだ。要はアクセルとブレーキ操作でコーナーの進入、旋回、脱出の速度を最適化することで舵角を最小限に抑えられるということらしい。舵角が小さければ横G(コーナリング時に外側へ働く慣性力)も少なく、スムーズにコーナーを抜けられるというわけだ。

03_シフトチェンジ時にアクセルから足を離さない

ぎくしゃくしたシフトチェンジほど、MT車に乗っていてカッコ悪いことはない。筆者も日頃から意識しているのだが、どうも上手くいかない。そんなことをアカデミーで相談したところ、シフトチェンジ時にアクセルから足を離していることが原因ではないか、との指摘を受けた。試しにペダルに足を付けたままシフトチェンジしたところスッとスムーズにシフトアップできた。何十年も無意識に続けていた悪習を矯正するには、良い習慣を続ける以外に道はない。

04_コーナーで同乗者の頭を揺らさない

コーナリング中に同乗者の頭がぐらぐらと揺れるのは、二度三度とステアリングを切り直して舵角を修正していることが原因。修正舵は不快に繋がるだけでなく、そのコーナーリングの失敗も意味している。一般道なら不快で済むかもしれないが、サーキットではタイムロスだけでなくスピンに繋がるかもしれない。ということで、普段から同乗者の頭の揺れをインジケーターに、スムーズなコーナリングを意識すること。

今回の『Be a driver. マツダ・ドライビング・アカデミー』には、歴代ロードスターをはじめ、CX-5やアテンザ、古いところではAZ-3のオーナーさんも参加していた。マツダ車に乗っていて、ドライビングスキルをアップしたいと考えているオーナーさんは、ぜひ挑戦してみてはいかがだろうか。また、これから車を手に入れるぞ! という人向けに、中古車で狙いたいマツダ車をセレクトしてみたので、こちらもチェック!(記事下段・関連リンク)

▲ミスター・ル・マンこと寺田陽次郎さんと。寺田さんのキレッキレながら極めてスムーズなパイロンスラロームに同乗できたことは、何物にも代えがたい経験だった

▲ベーシッククラスを受講した人には写真の修了証が手渡される。『Be a driver. マツダ・ドライビング・アカデミー』の詳細は、マツダのオフィシャルページ内のドライビングアカデミーページ(関連リンク)にて

【CERCとは】

中古車情報誌『カーセンサー』の連載『CERC』のスピンオフバージョンである。カーセンサー本誌に収録しきれなかった話題を、同連載の語り手である本誌デスク本人が赤裸々に綴る。ちなみにCERCとはCarsensor Editors Racing Club(カーセンサー・エディターズ・レーシング・クラブ)の略。

【筆者プロフィール】

1970年生まれ。群馬県在住の編集・ライター。カーセンサー本誌の編集デスク担当。

2015年9月に参加したメディア対抗ロードスター4時間耐久レースでの惨憺たる結果から一念発起。運転技術を磨くべく、マツダ ロードスター(2代目)のNR-Aを購入した。

【関連リンク】

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