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ネットを騒然とさせた倉吉市の「ちくわパフェ」 誕生のきっかけは『ひなビタ♪』ファンの一言から

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以前からTwitterで「ちくわパフェ」なるスイーツが話題になっていました。鳥取県倉吉市にある喫茶店で出されているもので、今回倉吉まで取材に行く用事があったので食べてきましたよ。

ちくわパフェが食べられると聞いてやってきたのは、鳥取県倉吉市にある喫茶店、ティールーム・ダイアナ。

【関連:ファンの力で『ひなビタ♪』倉野川市と鳥取県倉吉市が姉妹都市に!舞台モデルと噂の場所をレッツ聖地巡礼!】

早速頼んでみたのですが、このインパクト。太くておっきいのが立ってて……すごく……ちくわです……。

お味の方は……と恐る恐る食べてみると、あれ? 案外いける!
ちくわはそれほど塩味が強くなくて、甘さ控えめのホイップクリームや、抹茶アイスと相性がいい感じ。ちくわに練りこまれた枝豆や桜えびも、抹茶アイスの緑やイチゴの赤にマッチしてますね。

このちくわパフェに使われているのは、鳥取県名産の「とうふちくわ」。通常のちくわと違い、魚肉に加えて豆腐が入っており、焼くのではなく蒸し上げることで、柔らかな食感と真っ白な見た目が特徴です。

ちくわパフェは人気なようで、マスターが大量生産しています。
マスターの丁寧な仕事ぶりで、次々作られるちくわパフェ。

このちくわパフェ、なぜ誕生したかというと、ネットのゲーム関連コンテンツがルーツなんです。

コナミデジタルエンタテインメントが展開するweb連動型音楽配信企画『ひなビタ♪』。架空の都市「倉野川市」を舞台に、町おこしに立ち上がった高校生中心のガールズバンドが活躍する作品です。曲が出来上がる過程をストーリーとしてFacebook上で展開し、完成した曲はCD化したりiTunes Storeで配信している他、コナミの音ゲー「BEMANI」シリーズで楽しむことができます。

この作品の中で、喫茶店「シャノワール」の看板娘というキャラ、春日咲子が町おこしの新名物として考案したのが「ちくわパフェ」なんです。
作品中には「ちくわパフェだよ☆CKP」という曲もあるという、ファンにとっては馴染み深いメニュー。

それがなぜ倉吉に……というと、舞台となっている倉野川市が、なんか倉吉市に似てる、とファンの間で話題になり、いわゆる「聖地巡礼」として倉吉市を訪れる人が出てきたんです。

その中で咲子の家、純喫茶「シャノワール」っぽい、とダイアナさんを訪れたファンが、マスターに
「ちくわパフェってありませんか?」
と聞いたといいます。ちょ……!

いきなり知らないフィクションの食べ物が出てきて、マスターは「は?」と思ったそうなんですが、ファンが作品の背景からメニューの内容まで、事細かに説明してくれたんだとか。

「昔から、面白そうだと思ったら、試してみちゃうタチなんだよね」というマスターは、こんなに熱意を持っているなら……と、ファンの期待に応えるべく、ちくわパフェ再現を決意。試行錯誤の末、現在の形になったと言います。ちなみにこの日の取材の本題も『ひなビタ♪』の倉野川市と、倉吉市が姉妹都市提携を結ぶというので訪れたのでした。

「聖地・倉吉にちくわパフェ爆誕!」のニュースは、Twitterを通じて全国の『ひなビタ♪』ファンに拡散。ちくわパフェ(ファンの間では「ちくパ」とか「CKP」と呼ばれます)を求めて、このティーハウス・ダイアナにやってきた、という訳。今ではマスターは、ファンの間から「ちくパおじさん」と呼ばれる有名人になりました。

フィクションから、そしてファンの何気ない一言とマスターの心意気で生まれた倉吉の新名物、ちくわパフェ。一度食べてみることをお勧めします。

(取材:咲村珠樹)

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