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掃き出し窓から外を眺めるのが大好きな娘。うっかり網戸を閉め忘れたある日、悲劇が起こる…

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自分で歩けるようになった、1歳3ヵ月頃。

娘にはマイブームがありました。

それは、家の前にある細い道路が見える掃き出し窓にへばりつき、外を見学すること。

本当に暇さえあれば外を眺めていました。

それに、家の前の道路は近所の子供たちの遊び場。

私が外に連れて行ってあげられないときは、外で遊ぶ子供たちを見て喜んでいました。

我が家の窓に娘がへばりついていることを知っている近所の人たちは、

通り過ぎるたびに手を振ってくれるようになりました。

掃き出し窓にへばりつき、近所の人たちだけに愛嬌を振りまいてくれれば良いのですが、娘はどんな人にでも笑顔。

何かの勧誘で訪れた人にまで愛嬌を振りまく娘。

居留守を使うこともできず、いつも勧誘の長い話しに付き合わされていました。

私がトイレに入っていてもです。

娘は“来る人拒まず”で愛嬌を振りまき、

私は何をしていても訪れる人の対応をしなくてはなりませんでした。

あるときは、歯磨きをしたまま来訪者の対応をして驚かれることも。

それでもまだ良かったのです。

自分で網戸が開けられるようになるまでは…。

外の風を室内に入れるために掃き出し窓を開けていることが多くなった夏。

虫が入らないように網戸はいつも閉めていました。

戸が開いているので娘は網戸にへばりついて外を監視。

おもちゃで遊んでいるときも、外から声が聞こえれば掃き出し窓に突撃していきます。

そのうちに網戸にへばりついているだけでは飽き足らず、網戸を開け始めました。

声が聞こえる、掃き出し窓へ突撃、網戸を開けるを繰り返す娘。

開けられた網戸は私が忘れずに閉めなければいけませんでした。

そんなある日、いつものように掃き出し窓への突撃と、網戸を開けることを繰り返していた娘。

子供の声が聞こえて窓へ突撃、そして次の瞬間娘が消えました。

それとほぼ同時に娘が泣く大きな声。

娘が開け、私が閉め忘れた網戸。

あるはずの網戸がなく、娘は掃き出し窓から外に向かって飛んでいました。

掃き出し窓から地面までは約50cm。

しかも落ちたのはどうやら重たい頭から。

私も掃き出し窓から飛び降り、はだしのまま娘を抱きおこしました。

娘はひたいをすりむいていました。

それからしばらくして娘は泣き止んだのですが、心配で病院へ。

運よく大きなケガはなく、ひたいをすりむいただけですみました。

それからも娘の掃き出し窓への突撃は続くのですが、戸を開けておくのはしばらく禁止。

ちょうど夏の暑さも本番、冷房を使い始めたこともあり苦にはなりませんでした。

もうすぐ4歳になる娘は、今でも掃き出し窓から外を眺めるのが好き。

ですがあのころと違うのは、きちんと網戸や戸を閉められるようになったこと。

それに、私が今のぞいちゃダメと言うと掃き出し窓へ行かなくなったこと。

そのおかげで、自分の出られるタイミングで訪問者対応ができるようになりました。

今でも娘が掃き出し窓から消えたあのときのことを思い出すとひやっとします。

私が対策を怠っていたことから起きたこと。

娘に申し訳なく思うと同時に、大変なケガをしなくて良かったと運に感謝しています。

著者:endo_hana

年齢:34歳

子どもの年齢:3歳

ママっ子で少々元気過ぎる一女(3歳)の母です。

流産の経験を経て、現在3度目の妊娠中。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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