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すっかりお守りマニア!? 無事に生まれてきてほしい!何度でも頼りたくなる安産祈願

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2年間の不妊治療の末、体外受精で妊娠しました。

心拍も確認し、母子手帳も受け取り、お腹はどんどん大きくなっていきました。

私は、今回の順調な妊娠をする1年前にも体外受精で一度妊娠をしました。

しかし、心拍が確認できず、流産。

今回妊娠してうれしい反面、流産してしまわないかという不安が常にありました。

心拍が確認できるまでは毎日が不安で、

安定期に入っても不安な気持ちは変わりませんでした。

もともと占いや願掛けが大好きで、不妊治療中も子宝のお守りを集めたり、子宝にご利益のある待ち受け画面に変えたり何かに頼らないと気持ちが静まりませんでした。

妊娠が順調に進み、安産と言えば水天宮が有名だと知れば、早速水天宮に行きました。

お参りして、お守りを買って、お守りを常にお財布の中に入れていました。

その後もお散歩中に見つけた「安産祈願」という文字を見るたびに、その神社をお参りし、お守りを買いました。

お財布には水天宮のお守りが入っているので、次は定期入れ、その次はお仏壇、その次は母子手帳・・・いろいろなところにお守りを入れていました。

安定期に入って、友達など周りに報告をすると、お守りをくれることもありました。

気付けば水天宮のお守りが2体。

周りからお守りをもらうようになり、さすがに多すぎて持ちきれなくなってからは自分では買わなくなりました。

でも、安産祈願のお参りだけはやめられませんでした。

「どうかすくすくと育って、無事に生まれますように」

数えきれないくらいお参りをした気がします。

臨月になり、私は産休をとりました。

そして産休に合わせて、旦那と最後の二人旅を計画しました。

旅行先は大好きな京都です。

大きなお腹でお寺や神社を見て歩きました。

やはりこの時も「安産祈願」という文字を見かけるたびに、お賽銭を入れてお参りをしました。

「やっと臨月です。もうすぐ生まれます。どうか、元気に無事生まれるよう見守ってください」

旦那と二人で手を合わせました。

旅行は2泊3日。

最終日に東寺に行きました。

五重塔を見て、静かな境内をゆったりと歩いていました。

すると安産不動明王という文字が目の前に現れました。

「ここにも安産祈願があるよ!」

私は文字のある方に駆け寄りました。

境内の隅にひっそりとあるお堂でした。

賽銭箱も小さく、安産祈願を前面に出している素振りのないひっそりとしたお堂です。

でも「不動明王」という力強い言葉に惹かれ、私はすぐにお参りをしようと思いました。

旦那と二人で並んで、手を合わせて

「無事に生まれますように!」

と一緒に言いました。

すると、お腹の中から強い胎動が!

「うわ!すごい蹴られた!」

ボコッとお腹というよりは、体ごと震えるような大きな胎動でした。

それは、今までに体験したことのない大きな胎動でした。

その勢いのいい胎動に、「こんなに元気なんだから、もう安産祈願ばっかりしつこいよ!」と赤ちゃんにつっこまれた気がしました。

私はこのお参りを最後に安産祈願のお参りはしなくなりました。

もう、ちゃんと生まれるからと赤ちゃんが返事をしてくれた気がしたからです。

そして、予定日より少し早く元気な女の子を出産しました。

著者:あとり

年齢:35歳

子どもの年齢:2歳1カ月の女の子

1歳から保育園に娘を入れて、職場復帰。育児と仕事に奮闘中です。多忙で終電帰りの旦那とやんちゃなオス猫2匹と一緒に暮らしてます。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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