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文系学部は縮小し、理系中心に? 国立大学はこれからどう変わる?

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国の方針の下、国立大学の大改革が進んでいる

 

今、国立大学の学部が大きく変わろうとしている。

 

ニュースなどで強調されているのは、「文系学部の縮小」と「理系学部の拡大」。

 

受験校選びや学部・学科選びにも直接影響するので、受験生はもちろん、関心をもっている高校生も多いはず。

 

ベースにあるのは、国立大学それぞれの目的や役割を明確化し、改革を進めていくべきという国の方針。

 

これに基づいて、工学部や農学部など、産業の発展に直結する理系の学部を充実させ、その代わりに文学部や経済学部などの人文科学系や社会科学系は縮小し、教育学部などにあるゼロ免課程(教員免許取得が必須でない課程)は廃止する動きが進んでいる。

 

 

2016年度から学部を再編する大学も多い

 

実際、2016年度から学部・学科の再編や定員を増やしたり減らしたりする国立大学も多数出ている。

 

例えば、弘前大学では、人文学部を人文社会学部に組織を改め、従来の3課程を2課程に統合し、定員も削減する。教育学部の生涯教育課程は募集停止。

 

一方で、理工学部と農学生命科学部は定員を増やす。このような動きは全国の国立大学に広がっており、今後もさらに増えていく見込みだ。

 

さて、そうなると「国立大学の文系学部はこれからどうなるの?」と気になる人も多いだろう。

 

 

たしかに、志望学部が統合されたり、定員が削減されたりしていたら、国立文系志望者にとっては不安。しかし、一連の改革は一概に「文系の学びの軽視」とは言えないようだ。

 

それを示すのが、各大学が新設を予定している学部の内容だ。

 

“文理融合型”の新学部が続々新設される!

 

2016年度に新設される、

・宇都宮大学「地域デザイン学部」

・千葉大学「国際教養学部」

・福井大学「国際地域学部」

・愛媛大学「社会共創学部」

・宮崎大学「地域資源創成学部」

・滋賀大学「データサイエンス学部」(2017年度の新設が計画されている)

・横浜国立大学「都市科学部」

などは、いずれも“文理融合”を打ち出しているのが特色。

 

 

既存の文系学部が縮小する一方で、このようにテーマに応じて文系と理系を組み合わせた新しいタイプの学部が今後は増えていきそうなのだ。

 

理系の技術を生かすには文系的な視点や考え方も求められる。文系の学びが軽視されるというより、今後は文系・理系という区分が必ずしも大きな意味をもたなくなると考えたほうがいいのかもしれない。

 

いずれにしても、国立大学の改革は急ピッチで進行中。

 

ここで開設した背景や傾向を踏まえて、志望大学の学部・学科再編の動きをしっかりチェックしておこう!

 

 

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