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山田優さんが原因不明のじんましんに!こういうとき、どうしたらいい?

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モデルで女優の山田優さんが原因不明のじんましんに悩まされている、というニュースがありました。

休日でも夜でも構わず症状が出たり、原因がわからなかったり、同じように悩んだことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はじんましんについて医師に話を聞きました。

Q.じんましんについて教えてください。

じんましんとはかゆみや灼熱感を伴った赤い発疹(医学的には膨疹と呼ばれます)のことです。蚊にさされたような発疹と比喩されることもあります。

身体の柔らかいと部分(特に腕の内側、腹部や内股)に出やすいです。場合によっては、全身に広がることもあります。

症状は突然現れます。

時間が経つにつれて発疹がくっついて融合し、徐々に消えていきます。

症状が落ち着くまでの時間は人それぞれです。数分から数時間かかるというように個人差があります。

じんましんが起こる流れは以下のとおりです。

1. 何らかの原因で血管の近くの肥満細胞が刺激され、ヒスタミンが放出されるます。

2. ヒスタミンが血管を拡張させ、透過性を高めます。

3. すると血しょう成分(血液の液体部分)が漏れ出て、膨疹となります。

ヒスタミンは直接神経に作用して、強いかゆみを引き起こします。

コリン性じんましんやクインケ浮腫は少し違う仕組みですが、じんましんと同じような膨疹が出現します。

Q.じんましんの原因になった行動を振り返るときに、チェックすべきポイントはありますか?

じんましんは「産後じんましん」など、原因がはっきりしているものもあります。

原因が思いつかない場合、まずは食事内容を見直してみましょう。

「食事性じんましん」かもしれません。

繰り返し同じ食材でじんましんが起きている可能性があります。アルコールに起因する場合もあります。

他にも「○○じんましん」と呼ばれるものがあります。

・薬剤性じんましん

 内服薬が副作用でじんましんが起こる

・寒冷じんましん

 急に寒いところに行った時に起こる

・コリン性じんましん

 発汗時などに起こる

・日光じんましん

 太陽を浴びすぎた時に起こる

原因が思いつかない場合は、このようなことを振り返ってみましょう。

Q.原因となる行動を振り返っても、原因がわかりません。

まず医療機関に相談しましょう。

じんましんは一時的な症状なので、注射や服薬で症状を緩和します。(体調や併発している症状などによって、このほか対処法がおこなわれることもあります。)

血管が広がると症状がひどくなる可能性があります。

じんましんの出ている時は入浴やアルコール摂取、運動は避けたほうがいいでしょう。

Q.原因不明のじんましんとはいえ、予防する方法はありますか?

じんましんは人口の15~25%が経験すると言われています。そのうちの70%は原因が不明と言われています。

なお、強いストレスにさらされるとじんましんが起きやすいという報告があります。ストレスをためない生活を送るよう心がけるといいですね。

Q.原因不明のじんましんは、原因がわからないから繰り返してしまうものでしょうか。

繰り返すじんましんはまれです。

何度もじんましんが起こる場合、食事や内服薬(市販の風邪薬、頭痛薬などが原因になりやすい)などを見直す必要があります。

ときに膠原病などの内科疾患が隠れている場合があります。

疑われる場合は、内科もしくは皮膚科で採血検査を受けましょう。受診することでじんましんの症状の緩和、場合によっては抗アレルギー剤の予防投与が行われます。

最後に医師からアドバイス

女優の山田優さんの場合は目の周りまでかゆみがあるようですね。

じんましんの原因として出産後のホルモンバランスの変化や花粉症などが、関与していることが考えられます。

育児やお仕事のストレスなど原因はさまざまと考えられます。

このような場合、まずはつらい症状の緩和が最優先と思われます。

じんましんは強いかゆみがあります。

症状が長く続く場合は救急外来を受診されてもいいと思います。

発疹は真っ赤で見た目はぎょっとしますが、時間が経てば必ず消失します。 (消失しなければ他の皮膚疾患を疑わなければなりません。)

じんましんの合併症に気道浮腫や咽頭浮腫があります。呼吸が苦しいという場合は、救急車を呼びましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

※ここでお伝えしたことはあくまで一般的なものです。症状の程度などにより、山田優さんのケースとは異なる部分もあります。予めご了承ください。

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