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サッカー日本代表、山口選手が負傷…鼻骨骨折と眼窩底骨折ってどういうこと?

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先日、サッカー日本代表の山口蛍選手が試合中に相手選手との激しい接触で途中退場しました。

検査の結果「鼻骨骨折、および左眼窩(がんか)底骨折」と診断されたとニュースになりました。

鼻骨骨折や眼窩底骨折とはどのようなことなのでしょうか。医師に話を聞きました。

Q.鼻骨骨折、および眼窩底骨折とは一般的にどういうことでしょうか?

ここでは鼻骨骨折と眼窩底骨折、それぞれについてご説明します。

≪鼻骨骨折とは≫

鼻骨骨折とは、鼻中隔と合わさって、鼻の上の部分を形成している骨を指します。

非常に薄い骨なので、容易に骨折してしまうことがあります。 スポーツなどでボールが当たったり、ひじやひざなど身体の一部がぶつかった、といったケースで折れてしまうことも多いです。

≪眼窩底骨折とは≫

眼窩とは頭骨前面の眼球が入っている穴のことです。眼窩底とは、眼球を取り囲む骨のうち、最も薄い眼窩底と呼ばれる部分です。

眼窩底骨折は、主に前側からものがぶつかったりした場合に骨折するものをいいます。(頭蓋骨の前面左右にある、眼窩を収めるくぼみの下方部分が特に骨が薄いため、骨折しやすいといわれます。)

眼窩底骨折が起こった場合は、眼球の動きに異常が出たり、眼球が引っ込んで戻らない状態になったり、1つのものが2つに重なって見えたりする症状が現れることがあります。

Q.鼻骨骨折や眼窩底骨折した場合、出血を伴うケースは多いのでしょうか。

山口選手は相手選手と接触があったとき、鼻血が出ていたようですね。

鼻骨骨折の場合は、鼻出血を伴うことが非常に多いとされています。

また、眼窩底骨折に関しても、血の混じった鼻汁が見られることが多いといわれています。

Q.鼻骨骨折、眼窩底骨折は、一般的にどのような治療がおこなわれるのでしょうか。

鼻骨骨折の場合、だんだん骨が折れた形でくっつきます。

そのため、大人の場合は1~2週間以内に局所麻酔で骨をもとの位置に戻す方法がとられます。その後、その状態を維持する目的で鼻の外側からギプスを当てることが多いと思います。

眼窩底骨折の場合、すぐに落ちくぼんでしまった眼球を変形したり、場所が変わってしまった周辺組織をもとの正常状態戻す手術を行います。

状態によっては、そのまま経過を見ることもあります。

Q.鼻骨骨折と眼窩底骨折は精密検査をしないとわからないものなのでしょうか。

山口選手は精密検査をする前に「打撲」と考えられていたそうですね。

鼻骨骨折は折れた直後であれば、外からふれることで骨折箇所がわかるります。

しかし、時間がたつと腫脹が強くなってわからなくなることがあります。

眼窩底骨折に関しては、眼球の動きや変形などの症状から、おおよそ疑われることもあります。

しかしながら、診断をつけるにはやはりCTなどの画像検査が必要です。

最後に医師からアドバイス

特にスポーツをする方にとって、鼻骨骨折や眼窩底骨折となるリスクは一定数あるものです。

以前、元サッカー日本代表の宮本恒靖さんは鼻骨骨折をしたときに、フェイスガード(ノーズガード)をつけて試合に出場していました。

フェイスガードなどの防具は顔面をケガする危険性の高いスポーツをおこなう患者さんに対して、顔面全体や鼻を保護する役割を持ちます。

防具などをつけるのはもちろんのこと、顔をぶつけて腫れているようなケースはしっかりアイシングをして整形外科を受診しましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

※ここでお伝えしたことはあくまで一般的なものです。

 症状の程度などにより、山口選手のケースとは異なる部分もあります。予めご了承ください。

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