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【おもいでタイムライン】第2回:2015〜2011年、アプリ・ケーション革命の時代

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画像:Anatolii Babii/Thinkstock

日本で初めての携帯電話「ショルダーホン」が発売されてから、丸30年が過ぎました。携帯電話誕生の1985年といえば、日本はまさにバブル景気突入前夜。当初、肩からぶら下げる”巨大受話器”という体だった携帯電話は、やがてポケットサイズになり、インターネット、SNSと、それぞれの時代の最先端機能を備える通信機器として進化してきました。

そして携帯電話の進化と同時に、私たちのコミュニケーションも大きく変化してきました。携帯電話の歴史は、コミュニケーションの変遷の歴史でもあるんです。

では、一体どんなふうに変化してきたのでしょう?
あんまり目まぐるしく変わってきたから、覚えてない?

では、これから一緒に携帯電話の30年を振り返ってみましょう。連載第1回は、2015年から2011年にさかのぼる、わりと最近のお話。スマートフォンのさまざまなアプリケーションによって、コミュニケーション革命とも呼ぶべき大きな変化がリアルタイムで起こっている時代。すなわち、携帯電話の歴史における「”アプリ・ケーション”革命の時代」、と呼びましょうか。

Twitter、Facebook、そしてLINEへ

「Xperia Z1 SOL23」(2013年10月)
発表当時スマホでトップクラスの2,070万画素のCMOSセンサーや高性能レンズ、デジタルカメラ用のものを最適化した画像処理エンジンなど、ソニーのカメラ技術の粋を結集。より高画質な写真を楽しめるスマホとしてファンを拡大した。

LINEが誕生したのがまさに2011年のこと。ID交換が簡単で、チャット感覚で会話できる手軽さが魅力で、若者を中心にあっという間に広がっていきました。

なかでも、LINEがこれほど人気になったのは、なんといってもユニークなイラストで感情を表現できるスタンプ。日常的な簡単なやりとりはスタンプのみ、なんていう人も。

「グループ」という概念が生まれ、複数人と同時に、リアルタイムでメッセージのやりとりができることがこれほど便利なことだなんて! 今や仕事のやりとりにLINEを利用している会社も珍しくなくなっているほどです。SNSによって、コミュニケーションはダイナミックに変わってきたといえるでしょうね。

こうした流れを日本で最初に大きく広めたのは、2004年にサービスが始まったmixi。「マイミク」に「足あと」「コミュ」「メッセ」に、「紹介文」「オフ会」などなど、耳新しい言葉が次々と生まれました。誰にでもできる、初めてのSNS。それがmixiでした。

2008年に日本語版が公開され、「140文字の短文の投稿」という手軽さで台頭したのがTwitterです。その「短文であることの投稿の気軽さ」や「リツイート機能による拡散力と双方向性」などによって、若者はもちろん、非常に広い層に受け入れられていきました。

2008年のアメリカ大統領選では、バラク・オバマ陣営が活用し、選挙活動を優位に戦ったのは記憶に新しい話。その後も世界中で著名人が次々とつぶやき始め、数千万〜億単位のフォロワーと直接情報のやり取りを展開しています。

でも、なによりの特長は「情報の即時性」。2011年の東日本大震災のとき、現地の人々からさまざまな情報が直接発信されました。「なう」という表現が象徴するように、そのライブ性はスマホを使用することでより強固なものになったのです。

さて、Facebookが日本語版を公開したのも、実は2008年でした。mixiとの大きな違いは「実名登録」だった点。「実名をさらす」なんて、ハードル高かったですよね。でも「実名」だからこそ情報に信憑性が生まれ、ユーザーが責任をもって表現し、交流することができるようになりました。Twitterとの連携が強化され、スマホアプリでのモバイルユースが一般的になることで、Facebookにもライブ性という特徴が加わりました。そうそう、近年では、就活中の大学生の”学生時代の活動ログ”としての役割もあるとか……。

スマホの定着は、SNSを”外”に連れ出し、コミュニケーションのあり方を大幅に変えました。そして”切り口”も多様化。「PCでもモバイルでも使えるSNS」から「スマホ特化型」のSNSが次々と生まれ、多くの人がおいしそうな料理や美しい空にスマホを向け、その時々のビビッドな感情や仕入れたばかりの情報を共有するようになりました。

映像、音楽、ゲーム……現代人の隙間時間を埋めるスマホ

「HTC J ISW13HT」(2012年5月)
世界で初めてAndroid端末を発売したHTCと、KDDIとの共同開発により生まれた日本市場向けモデル。音に徹底的にこだわったこのモデルは、同梱のurBeatsTMイヤホンでお気に入りの音楽を忠実に再現。まばたきよりも速いオートフォーカス機能は、カメラにこだわるユーザーにも好評を博した。

この時代、スマホとそのアプリによってコミュニケーション変革を起こしたのはSNSだけではありません。たとえば音楽。かつてCDを1枚ずつ聴いていたのが、今ではインターネットの先の数千万曲にいつでもアクセスできます。家のテレビで観ていたDVDは、YouTubeやビデオパスなどの通信会社が提供するスマホで見られるサービスに置き換わり、スマホのパズルゲームは、いわゆる「ゲーマー」ではない人をユーザーとして広く取り込んでいきました。

同じアーティストのファン同士で交流したり、互いに協力し合って難しい”面”をクリアしたりと、SNS機能があれば、そこにまた新しいコミュニケーションが生まれます。その目的として、あるいは手段として、多くのアプリが「コミュニケーション」を軸に成り立っています。

メールと会話のあいだを埋めるもの

スマホはどんどんユーザーに近しい存在になっています。通勤中に、コーヒータイムに、少し時間があれば、「通話以外」の目的でスマホを手にし、さまざまなアプリを利用しています。SNSサービスはその中心となり、これまでの「メール」と「会話」のあいだを埋めるものとして、私たちに新しいコミュニケーションを提案してきました。……たった30年前は、ショルダーホンしかなかったのにですよ!

おそらくこの先の未来にも、今はまだまったく想像できないコミュニケーションのあり方が待っているはず。そのとき、通信端末は一体どんなカタチをしているんでしょうね。

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