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異常気象でますますニーズが高まる!? 気象予報士になるには?

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気圧配置などを分析して天気や気温を予報

 

ニュース番組の天気予報コーナーなどでおなじみの気象予報士。

 

「専門性の高い仕事に就きたい」「華やかな舞台で活躍したい」という高校生には魅力的に映る職業の一つではないだろうか。

 

気象予報士と名乗って働いている人たちはみんな国家資格を取得したエキスパート。

 

確かに専門性は高そう!では、実際どんなことをする仕事なのか、どうすればなれるのかを、自らも気象予報士である一般社団法人日本気象予報士会 専務理事の岩田修さんに聞いてみよう。

 

「気象予報士は、気圧配置をはじめ、気象庁から提供される気象データなどをもとに、専門知識を駆使して天気や降水確率、気温、湿度を予報する技術的な仕事です。活躍の場は、代表的なところでは、皆さんもよく知っているテレビのお天気キャスター。ただし、それだけではないんですよ」

 

 

コンビニや商社で活躍する気象予報士もいる!

 

例えば、放送局に限ってもお天気キャスター以外の気象予報士がいる。

 

各局には、全国の気象情報を集めて分析する“ウェザーセンター”などと呼ばれる部門があり、そこで予報を作成しているのも気象予報士。お天気キャスターは専門家ではないタレントやアナウンサーが務めることもあり、その場合、放送局に所属する裏方の気象予報士が原稿を作っていることが多い。

 

放送局以外では、気象業務許可事業者と呼ばれる天気予報を専門に行う会社で働いている人もいれば、気象庁で国家公務員として働いている人も。…と、このあたりまでは高校生にもなんとなく想像がつくところかもしれない。しかし、もっと意外な活躍の場もあると岩田さん。

 

「一般企業で活躍する気象予報士もいます。例えばコンビニ会社。社内の気象予報士がエリアごと時間帯ごとの詳細な天気や気温を予測し、その情報をもとに各店舗で商品の仕入れを調整しているんです。アイスやおでんなど、売り上げが天気・気温に左右される商品は多いですからね。『あと30分で雨が降るから傘を出して』といった細かな指示も出されています」

 

 

また、農産物を扱う商社には、世界中の天気・気温を分析している気象予報士も。商社は、その予報に基づいて、豊作で農作物が安い地域や時期を選んで仕入れなどの計画を立てている。海外の詳細な天気予報は日本の気象庁は発表していないので、気象予報士の専門的なデータ分析力がものをいうというわけだ。

 

地方自治体で地域の防砂に貢献する働き方も

 

さらに、最近増えているのは、ゲリラ豪雨などの災害対策のために地方自治体が地元の気象予報士を非常勤で雇用するケース。

 

「洪水のリスクなどを分析するには地元の気候の特徴や地形を熟知している地元在住の気象予報士が適任なんです。現状では、ボランティアで貢献している例もありますが、きちんと報酬を払って雇用する自治体も増えていますね。防災課の職員として働いている人もいます。異常気象への対策が課題になるなか、今後有望な働き方の一つでしょう」

 

 

さて、そんな気象予報士になるためには、冒頭にも書いたように国家試験合格が必須。この試験、合格率は4%程度と難関だが、年齢や学歴に関係なく誰でも受験できる。つまり、高校生が今すぐチャレンジすることもできるし、大学在学中に取得する人も実際少なくない。ちなみに最年少合格記録は12歳だとか!

 

資格取得後は上で紹介したような職場に就職することで、気象予報士として働くことができる(就職後に資格を取得してもOK)。なお、お天気キャスターの場合、タレントのように事務所に所属して活躍しているケースも多い。

 

文系学科に進んでも十分チャレンジできる!

 

では、気象予報士を目指すための進学先や学科選びのポイントとは?

 

「大学の学科で関連性が深いのは地学が学べる地理学科や地球惑星学科など。とはいっても、文系の学科など、それ以外の分野出身で気象予報士になっている人もたくさんいます。社会人になってから勉強を始める人も多いですし、どんなルートをたどっても大丈夫。ただ、気象予報士になりたい高校生には、数学と物理は嫌いにならないでほしいですね」

 

イメージ以上にさまざまな働き方、活躍の場がある気象予報士。

 

「おもしろそう!」と思ったキミ、将来目指す職業の候補に加えてみては?

 

 

 

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