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【インタビュー】ガル・ガドット、“ワンダーウーマン”への愛を語る「彼女は完璧な女性」

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2004年度にミス・イスラエルの称号を獲得し、モデル業界に入る以前に2年間の兵役経験を持つガル・ガドット。映画『ワイルド・スピード』シリーズや次回作の映画『Criminal(原題)』などの配役を担当したキャスティング・ディレクターが目を付けた頃、彼女は法律学を勉強していた。彼女は現在、映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でワンダーウーマン役を演じてスクリーンに華を添え、パティ・ジェンキンス監督のもとで単独出演作となる映画『Wonder Woman(原題)』の撮影を行っている。

イスライエルにいた子供の頃、ワンダーウーマンというキャラクターはご存知でしたか?

私はコミックの大ファンではなかったけど、彼女のことは知っていました。(テレビシリーズでワンダーウーマンを演じた)リンダ・カーターの番組が放映されていた頃は私も幼すぎましたが、私は常にワンダーウーマンが何者であるかは知っていたし、おなじみの名前でした。皆がスーパーマンを知っているのと同じです。

では今回の配役が決まった時、どこからリサーチを始めましたか?コミックやテレビ番組はご覧になりましたか?

どちらも鑑賞はしましたが、正直に言うと、彼女の立ち振る舞いがどうあるべきかという考えについては、ザック・スナイダー監督と米ワーナー・ブラザースが非常に明確なものを持っていました。私がすべきことは、彼らがこのキャラクターのために練り上げたすべてのアイデアを体現することだけです。とても素晴らしかった。本当に夢にまで見た役だったし、私は彼女のことが大好きなのです。

最も好きなのはどんな点ですか?

彼女が象徴するすべての部分に共感できます。彼女はとても心が優しくて、愛と平和を一番に考えている。とても強靱で自立した存在だけど、教養があり、相手の感情を理解する力も持ち合わせている。完璧な女性ですね。

この役を手に入れるまでの過程を教えてください。

とても激しくて、本当に気が狂いそうになるような、まるでジェットコースターのように目まぐるしい展開でした。私がロサンゼルスにいた頃にすべてが始まって、何かのオーディションのためにワーナーが私に声をかけたの。でも彼らはその役について何も明かさなかった。ザック・スナイダー監督のオーディションを受けて、その時にスーパーマンの映画かもしれないという考えが浮かびました。家に帰るとエージェントから電話があり、ベン(・アフレック)とテスト撮影をしたいと彼らが言っていると聞きました。最終的にはザックが電話をかけてきて、「ワンダーウーマンについて知ってるか?」と問われたのです。私は5秒間くらい失神したと思います。正気に戻ると、冷静を装いました。ベンとカメラテストをした時には、すべてが上手くいきました。すぐに返事がくると期待して、2週間ほどはポジティブに考えていましたが、3週間目にはグリーフワーク(悲嘆を12段階に分類したプロセス)の7段階目を通過しようとしていました。怒り、うつ状態、私自身を失いそうでした。その役を本当に手に入れたかったんです!俳優人生をかけてでも。6週間後、私はもう、その役は忘れて次に進もうとしていました。仕事のために飛行機で移動して、到着した時に携帯電話を見ると、エージェントから30件の留守電が入っていました。「誰にも何も言ってはいけないけど、役に選ばれたぞ!」と。おもわず機内で叫んでしまいました。私は世界で一番幸運な女性だと思います。

あなたは自分の人生の変化に対応できるよう準備を整えていますか、それとも気にしていませんか?

気にしていません(笑)。

共演者には、何かアドバイスを求めましたか?

いいえ。唯一、ベンに旅行について尋ねました。作品の宣伝かプライベートでどこかに行く予定はある?どう?って。

どのようにして軍人から女優に転身しましたか?ずっと俳優になりたかったのでしょうか。

いいえ、そんなことはありません。子供の頃、私は踊りをしていて、将来は振付師になりたかった。兵役を終えた時に、ロースクールに行くことを決心しました。ロンドンのキャスティング・ディレクターが新しいボンドガールを探していて、私がモデルをしていた頃のプロフィールをエージェントを通じて目にしのたです。彼女は私に会いたがっていましたが、私は行きたくありませんでした。私は、「私は俳優じゃありません。私は学校に通っているので、イギリスには行けません」とエージェントに伝えました。エージェントには「お願いだから、敬意を払って行ってほしい」と言われました。キャスティング・ディレクターが本当に手助けしてくれて、私は再オーディションを通過しました。その経験を通して、私は演技の面白さに気付いたのです。その役は逃しましたが、私に適任の役があれば、何でも知らせてほしいと伝えました。その2か月後、イスラエルのテレビシリーズで初めての役を手に入れました。さらにその3か月後、同じキャスティング・ディレクターから電話があり、『ワイルド・スピード』シリーズの新しいヒロインを探していると言われました。そこからすべてが始まりました。

今作の中で使った言葉のアクセントについて教えてください。

普段通りのアクセントを心がけました。ワンダーウーマンはセミスキュラと呼ばれる島の出身で、何百もの言語を操ります。彼女はアメリカ人ではないし、私はある種ぼんやりとした、自分自身のアクセントを保とうとしました。

あなたは『Triple 9(原題)』や『ワイルド・スピード』シリーズのような映画でも素晴らしい共演者と共に仕事をしました。『Wonder Woman(原題)』の撮影で、進行予定表のトップに名前が載る気持ちはいかがですか?

『Wonder Woman(原題)』の現場で、私は素晴らしい役者陣に囲まれています。クリス・パイン、ダニー・ヒューストン、ロビン・ライト、デヴィッド・シューリス……だから、私の名前がトップに来るかもしれませんが、そんな風には考えていません。ただ彼らとの仕事を楽しみ、この役を得られたことを、光栄でありがたいことだと思っているだけです。そして、この映画を監督するパティ・ジェンキンスも大好き。彼女は天才だと思います。

同作で女性が監督を務めることは重要だと思いますか?

賢明な手段だったと思います。女性のことを一番理解できるのは、女性ですから。パティは素晴らしい構想を持っていて、私たちの物語をどのように語りたいのか、明確に分かっています。彼女は愛情を最も大切にしていて、ワンダーウーマンもそれは同じだと、私は思います。

コミックを基にしたキャラクターでありながら、それをシリアスに扱いたい時、役に対してどのようなアプローチを心がけていますか?

まさにワンダーウーマンがそうですね。スーパーヒーローを演じなきゃいけませんが、どう演じればいいの?と、人々は思うかもしれません。結局のところ、私たちはみんな人間なんです。ワンダーウーマンの愛らしい点も同じです。彼女は女神の強さや力を持っていますが、人間の心や精神も持ち合わせています。だからこそ、彼女が置かれた立場においても、彼女を私のような女性だと思って演じました。たまたま、信じられないほど全能な力を持った、でも、普通の女性として扱えばいいと思います。

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