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ニトリ、日本初のロボット倉庫稼働が映す未来とは?

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仕事のロボット化が進むと、人は人間らしさで勝負するしかない!

 近い将来、ロボット技術が発達していくと、人が行っていた仕事の半分以上が失われると言われています。成果が明確に測れる仕事のほとんどはロボット化が進んでいくでしょう。では、人はいらなくなるのか?というと、そう簡単になくなることはありません。

 なぜなら、仕事の成果は多種多様で、数字で測れない部分がたくさんあるからです。数字で測れない成果で一番大きい事はお客様の感動です。人に感動してもらうためには、ロボットにはない心のこもったあたたかいサービスが必要なのです。
 そうです、心です。完璧に近いロボットは心という不安定な要素を備えることが困難なのです。

ロボットが不得意なこと、それはお客様に感動を届けること

 例えば、完璧な介護ロボットができたとします。笑顔で献身的に介助してくれます。初めての時は感動ものですよね!しかし、回を重ねると同じサービスが可能である為にそれが当たり前になってきます。

 その点、どんな時でも献身的な介助をしてくれる介護士さんには、心がこもった人の温もりがあるので、感動と感謝を感じることができるのです。
 感動してもらうためには人の温もりが大きな要素になることが分かります。

ロボット化に伴い、人はどのような仕事を担うことになるか?

 今後、ロボット化が進むと、ロボットの製造や管理する仕事以外は無くなる。そんな冷たい社会ができることは絶対に避けたいものです。
そのためにも、社会全体で感動を提供できる人材を育て、企業はお客様に感動という付加価値を付けることを、今まで以上に追及していかなければなりません。

 やはり、感動を提供できる人材は、自分の仕事にやりがいを持つ人材、そして目的をもって仕事に取り組む人材ではないでしょうか?
 仕事にやりがいを持つ人材は、何が仕事における他者への貢献かを自覚し、他者への貢献に幸せを感じられる人材です。
そして、目的をもって仕事に取り組む人材は、仕事を通じでどのような人になりたいかを明確に持っている人材です。

人しか出来ない仕事を身につけるためにすべきこと

 もちろん、個人がやりがいや目的を持つ人材になるために努力することが大事です。
その実現のため社会、特に学校と企業は仕事のやりがいと目的にもっと注目しなければなりません。

例えば、やりがいを高めるために、感謝のフィードバックをすることや、目的を明確化するために、目的について話をする場面を増やすことが挙げられます。
目的に関しては、目標(手段)が目的にすり替わっている人が多くいます。
そういう人には目標の先にどんな素晴らしいことが待っているのか、考えるきっかけを与え、真の目的が少しでも明確になるような係わりが大切です。

 ロボット化は、人の温もりをもう一度考え直すチャンスととらえることもできます。時代の波に流されるのではなく、「私たち一人ひとりが時代の波を活用して発展を遂げる」そんな社会にしたいものです。

(田中 徹/社会保険労務士)

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