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春を告げる魚「ニシン」とその卵「数の子」には栄養がいっぱい

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春が旬の魚のひとつに「ニシン」があります。小骨が多く食べにくい印象がありますが、実はとても栄養豊富なお魚。またニシンの魚卵である数の子も栄養が豊富なんです。ニシンと数の子の栄養と効能について調べてみました。

ニシンは春を告げる魚

ニシン(鰊)は、春告魚(はるつげうお)とも呼ばれ、産卵のために北海道沿岸にやってくる春先から初夏にかけて旬になります。昔は「貧乏人が食べる魚」といわれるほどの大衆魚で、春先の北海道沿岸では海面がキラキラするほどのニシンが大量に獲れたことから、鰊番屋や鰊御殿が立ち並ぶほどだったそうです。もともと冷たい水温で生きている魚なので、近年の温暖化により捕獲量が激減し、今ではほとんどがロシアやカナダからの輸入に頼っている状態です。人工ふ化や稚魚の放流など、様々な保護策が施されていますが、漁獲量は増えていません。

ニシンはこんなに栄養豊富なお魚!

ニシンには、ビタミンA、ビタミンB12、ビタミンE、ビタミンD、ビオチン、カルシウム、鉄分、リン、セレン、DHA、EPAなどの栄養素が豊富に含まれています。カルシウムやセレンは魚の中でもトップクラスの含有量で、骨粗鬆症の予防や改善にも効果が期待できます。またニシンはマグロよりも多いEPAを含んでいます。特にセレンは高い抗酸化作用があることから最近注目されているミネラルで、サプリなどにもなっています。ビオチンは肌荒れを治したり、ヒスタミンを除去する効果があることからアレルギーやアトピー性皮膚炎にも効果が認められている成分。春の花粉症にも有効かもしれませんね。

黄色いダイヤといわれた数の子

ニシンの卵である数の子は、お節料理で有名ですね。残念ながら国内で獲れるのはごくわずかで、そのほとんどが輸入品になっています。魚卵というとコレステロールが多いイメージがありますが、数の子のコレステロールは鶏卵の2/3以下。イクラなどと比べてもコレステロールは低めです。ニシンと同じく不飽和脂肪酸であるEPAやDHAが豊富で、その含有量はサンマやマグロを上回っているんです。不飽和脂肪酸には中性脂肪や悪玉コレステロールを排出する効果があるので、積極的に摂りたい成分。魚卵で心配なプリン体も数の子はとても少ないので、痛風も気にしないで食べられますね。

旬には脂が乗って塩焼でも美味しいニシン。数の子にもこんなに栄養があるなんて知りませんでした。機会があったらぜひ食べてみてくださいね。

writer:しゃけごはん

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