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「子どもができないこと、どう思ってた?」親の偉大さを感じた、母の意外な返答

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不妊で悩む人は、子どもができないこと以外に、周囲から言われる心無い言葉に苦しむことがあります。

「早く赤ちゃんできるといいね!」

言っている人に悪気がないことは分かっていますが、不妊治療中の身であれば、

「私だってそう思っているのに……」

と、やはり傷つきます。

運動が苦手な人に、なぜ足が遅いの?とは言いませんよね。

歌が苦手な人に、なぜそんなに音痴なの?とは言いません。

だけど、女性なら誰でもすぐに妊娠できると思っている人がとても多く、子どものいない夫婦へ心ない言葉が浴びせられるんです。

勉強が苦手、運動が苦手、歌が苦手な人がいるように、妊娠するのが苦手な女性も

いる。

そう認知されれば、不妊で悩む女性たちが少しは救われるような気がします。

ちなみに、私が一番傷ついたのは

「(子どもがいなくて)親は何も言わないの?」

という言葉でした。

これには、言い返す言葉が見つからないほどへこみました。

不妊治療の末、結婚12年目にやっと第一子を授かった妊娠の苦手な私でしたが、幸い、私の両親も主人の両親も優しく、一度たりとも『孫の顔が早くみたい』などと、プレッシャーをかけてくることはありませんでした。

でも、何も言われないのもそれはそれで心は苦しいんです。

不妊治療を経て妊娠が分かった時、うれしい気持ちよりも、これで親や兄弟に気を使わせなくて済むと安堵したというのが、正直な思いでした。

先日、我が子を愛おしそうに抱っこする母に、聞きました。

「私たち夫婦に子どもができないこと、本当はどう思ってた?」

すると、

「今は生きにくい世の中だから、夫婦2人だけで生きていく人生もいいんじゃないかと思ってたよ」

とあっさりと答えました。

あぁ、気を使って子どものことを話題に出さなかったわけではなかったんだ……。

それが分かった時に、結婚し親に孫の顔を見せなくてはと思い込んでいたのは、私の方だったのだと初めて気付かされました。

元気ならば、娘の人生はどんなものでも良い。

そんな私の生き方を尊重してくれている母の気持ちを、自分も母になり、今やっと共感できています。

そして、我が母親は立派な母なのだと、改めて、その偉大さを感じました。

私が高校、大学に合格した時、就職した時、結婚した時、どんな時もうれしさを表に出さなかった両親ですが、孫は本当にうれしそうに抱きしめます。

親のために子どもを産んだわけではないですが、私にそっくりな娘を抱っこさせてあげられたことは、私をいつも信じてくれていた母への唯一の恩返しになったのかもしれません。

著者:BB_TAO

年齢:40歳

子どもの年齢:5ヶ月

7歳のチワプー(チワワ×プードル)と5歳のマルチーズの犬ママから、本物のママに昇格した41歳初産の新ママ。娘に振りまわされながらも、翻弄される喜びも感じている。バカ親マイブームは、スイマーバ。悩みは、娘の保育園問題!!

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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