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【おもいでタイムライン】第1回:携帯電話とコミュニケーションの30年を振り返ります

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たとえば、テレビでちょっと古いドラマや映画が再放送されているのを偶然見たとき。主人公が留守電に「聞いてたら連絡くれ!」なんて入れてたり、ポケベルが物語の重要なキーになっていたり。そもそも男女のすれ違い型ラブストーリーも、ケータイさえあったらあんなにすれ違いばかりでやきもきすることもないのに……。ドラマのタイトルも、つくられた時代が分からなくても、主人公のケータイを見れば、「ああ、あの頃ね」なんて気づいて、ちょっと懐かしい気持ちになること、ありませんか?

1985年、日本で最初の携帯電話が世に出たのが、大きな本体に太いショルダーストラップと受話器がついたNTTの「ショルダーホン」でした。重さは約3kg。数十万円の保証金に、月額基本料・通話料も高額だったため、1988年度末の人口普及率はわずか0.2%でした。

それからおよそ30年。「通話」しかできなかったショルダーホンは、やがてインターネットにつながり、写真や動画を誰にでも送れるようになりました。「スマートフォン」が普及する現在、もはや「通話」よりもSNSを利用するために利用している若者も少なくありません。

では、携帯電話が小さくなり、次々と新機能を盛り込んできたことで、なにが起こり、どんな変化が生まれてきたのでしょうか?

今回、私たち『TIME & SPACE』では、携帯電話30年の歴史を、「コミュニケーション変遷の歴史」として捉えてみました。そして、その歴史と時代を振り返る特別サイト『おもいでタイムライン』をスタートします。2015年から時代をさかのぼり、1985年までをコミュニケーションの変遷に合わせて8つの時代に分け、ヒット曲や流行語、ニュースなどとともに、携帯電話の歴史を振り返っていきます。

さて、ではそれぞれどんな時代だったのでしょう? 今回は『おもいでタイムライン』の序章として、8つの時代を駆け足でご紹介します。

「Xperia VL SOL21」
受信最大75Mbpsの超高速通信スタート開始! 4G LTEに対応した最初のXperiaです。洗練されたフォルムに高解像度HDディスプレイ、約1,300万画素カメラ、こだわりの音質などにより、たちまち人気を博しました。(2012年11月ソニー)

■「アプリ・ケーション革命」(2015〜2011)

まずは記憶も新しい2015年から2011年。一人ひとりが自分にとって、あるいはコミュニケーションする相手にとって、もっとも便利なアプリを選んでダウンロード。スマホの画面は自分仕様にカスタマイズされ、SNSなどのコミュニケーションアプリを複数、使い分ける時代。アプリケーションによる、コミュニケーション革命の時代、すなわち「アプリ・ケーション革命」の時代です。

「IS03」
日本でAndroid搭載スマートフォンが続々登場していた当時、auが”Android au”として送り出したのがIS03。アプリやブラウジングが快適に楽しめるスマホのポテンシャルに、おサイフケータイや赤外線、ワンセグなどケータイの定番機能をプラスしたモデルでした。(2010年11月シャープ)

■「ゆるやかに、スマホの時代に」(2010〜2008)

2010年から2008年は、iPhoneの衝撃的なデビューによって、いわゆるガラケーからスマホへ移行が進んだ時代でした。どれだけ新機能が盛り込まれても、やはり「通話のための機器」だった携帯電話が、スマホになり無限の世界と可能性につながるコミュニケーションツールへとステップアップしました。あらゆるジャンルの世界標準が日本にやってきた時代を振り返ります。

「W41CA」
LISMO初対応ラインナップの一つで、スリムボディにワイド液晶、高画素カメラを搭載するなど多機能で使いやすく、完成度の高いケータイとして大ヒットしました。動くアデリーペンギンのかわいさも話題に。(2006年2月カシオ)

■「多機能化? ガラケー化?」(2007〜2004)

スマホ上陸以前の数年間、2007年から2004年頃は、新製品発表会のたびにどんどん新機能が盛り込まれ続けた、携帯電話の進化を見るうえでとても楽しい時代でした。音楽プレーヤーにテレビのワンセグ放送に、おサイフケータイに、高性能のカメラ。小型化に多機能化、日本が得意とする技術を目いっぱい詰め込んで、独自進化を遂げたのがこの頃。携帯電話ひとつでなんでもできてしまうようになり、ますます手放せなくなってきた時代でした。

「INFOBAR」
美しさと使いやすさを追求した「au design project」の初代モデル「INFOBAR」。プロダクトデザイナー深澤直人氏が手掛けたこれまでにないデザインは、時代に受け入れられ、多くのファンをつくっていきました。(2003年10月au design project)

■「写真、メールで送って!」(2003〜2000)

多機能化する携帯電話の象徴が「カメラ」機能でした。2000年に初めて登場した当初は、「電話で写真撮ってどうすんの?」なんて言ってた人もやがて、撮影してそのまま誰かにメールできる手軽さと楽しさの虜に。2003年から2000年は、そんな新しいコミュニケーションのかたちを生み出した、そんな時代です。

「511G」
この頃のケータイは、ショートメッセージサービス以外はまだ「電話」がメイン。511Gに搭載されたジョグダイヤルは、側面のジョグを回すだけでメモリダイヤルをすぐ検索でき、「クルクルピッピ」で発信できました。(1997年12月ソニー)

■「手のひらからIT革命」(1999〜1997)

私たちが生活のなかで「IT革命」を実感したのは、携帯電話がインターネットに接続できるようになったときではないでしょうか。天気予報に乗り換え案内、地図にゲーム……。今では当たり前となったそれらのアプリも、この時代にインターネット接続ができるようになったおかげなんですよね。

「T204」
1994年4月携帯電話売り切り制がスタート。このとき、IDOは9機種ものニューモデルを一気に投入。細くて軽いペンタイプのT204は、従来の携帯電話にはなかったユニークなデザインが魅力でした。(1994年4月日本電装)

■「携帯」から「ケータイ」に(1996〜1993)

携帯電話って昔、めちゃくちゃ高かったんですよね。だから携帯電話の利用者の中心は忙しいビジネスマンでした。一方で使用料金の安いポケベルやPHSを取り入れて、独自のコミュニケーション文化を発達させてきた若者たち。この時代、若者のあいだにも携帯電話が広がると同時に、「携帯電話」はやがて「ケータイ」へと変わっていったのです。

「T61Ⅱ」
首都圏のユーザー待望のマイクロタックの第2世代「トーキョーフォン T61Ⅱ」。IDOのトーキョーフォン第1弾マイクロタック「T61」の進化版。よりコンパクトになり、IDOオリジナルカラーで登場。(1992年4月モトローラ)

■「着信はポケットで」(1992〜1989)

自動車電話ではなく、肩からぶら下げるショルダーホンでもなく、ストラップに手を通して持つハンディタイプでもなく、軽くて、手のひらに収まるサイズの小サイズ&軽量化は、誰でも携帯電話が利用できるようになるための必須条件でした。そしてこの頃、携帯電話は急速に進化し「ポケットで着信」できるサイズになったのでした。

「ショルダーフォン」
当時、旧IDOから発売されたのが、ショルダーバッグのように携帯する電話「ショルダーフォン」。重さ約2.6キロ! クルマに乗っている間は自動車電話に、クルマから降りたら肩から下げて持ち歩ける携帯電話でした。(1988年12月松下通信工業/三菱電機)

■「”予感”の時代」(1988〜1985)

日本でショルダーホンがこの世に産声をあげたのが1985年。ようやく電話機を戸外に持ち出せるようになったものの、重さは3kgと超重量級なうえに、大変高価なものでした。まだまだ簡単に買えるようなものではありませんでしたが、誰もが期待に胸を躍らせていたものです。きっとこれからコミュニケーションは変わる。誰でも”電話機を携帯”できる時代がすぐそこまできている! ということに。

特別サイト『おもいでタイムライン』は本日公開。ぜひご覧ください!

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