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香川、本田、岡崎を日本でリアルに楽しむには

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イタリアのセリエAでは長友佑都や本田圭佑、イングランド・プレミアリーグでは岡崎慎司・吉田麻也が奮闘する。ドイツ・ブンデスリーガでは内田篤人や香川真司、長谷部誠、清武弘嗣、原口元気、武藤嘉紀――。ヨーロッパのサッカーリーグで活躍する日本代表クラス選手は続々増えています。

 

それに伴い、CSやBSなどのチャンネルで、海外サッカーリーグの試合が実況中継される機会が昔に比べてぐっと増えました。サッカーファンとしては、日本の自宅に居ながらにしてリアルタイムにみられるのはうれしい限り。時差も何のその。深夜に胸躍らせてテレビにかじりつくサッカーファンはきっと少なくないことでしょう。スカパー!TVガイドBS+CS
Fujisan.co.jpより

映像は現地から。音声は日本から。

この海外サッカー中継。リアルタイムの実況ではあるものの、すべての試合が現地から実況されているわけではありません。このことは、実況を視聴している海外サッカーファンならおそらく誰もが知っていることかと思いますが、それ以外の方にはあまり知られていないかもしれません。

 

もちろんカメラは現地にあります。現地で撮影された映像がリアルタイムに日本のテレビ局に送られ、アナウンサーと解説者がその映像を見ながら試合を伝える、という仕組みなのです。海外サッカーのリーグ戦の中継では、多くの場合、このスタイルが取られています。

 

SNSで現地からナマの情報を

日本在住の熱心な海外サッカーファンは、実況中継をテレビで見ながらさらに、リアルタイムで臨場感を楽しむために、あることをしているそうです。それは、中継を見ながら公式サイトやSNSをチェックするということ。

 

それぞれのチームによって当然事情は多少異なりますが、ヨーロッパ各国のリーグを戦うチームは、試合中でも公式サイトや公式Twitterでいち早く情報を伝えます。

 

また、スタジアムで取材をしているジャーナリストも、試合中にも積極的にTwitterなどSNSで発信しています。さらにチームのハッシュタグをたどれば、スタジアムにいるサポーターのつぶやきもズラリ。現場からのリアルな情報を、まさにリアルタイムで手に入れることができるのです。

 

「その場で」何が起きているかを現地の人が伝えてくれるナマの情報ですから、日本に居ながらにしても、現地サポーターと一緒にいるような気持ちで、臨場感をもって試合に参加できるわけですね。

 

熱狂サポーターが応援をやめた理由

一つの例として、先日こんなことがありました。

2016年3月13日に行われたドイツ・ブンデスリーガの第26節、ドルトムントvsマインツの試合がドルトムントの本拠地で行われましたが、この試合を現地で観戦していたドルトムントサポーターの一人が、心筋梗塞で亡くなったという出来事がありました。

 

この知らせを聞いたドルトムントのサポーターは応援を中止して、後半は沈黙を保ちました。対戦相手のマインツのサポーターもこれに同調したそうです。

 

普段、熱狂的な応援で知られるドルトムントのサポーターが静まり返った様子は、明らかに異様でした。そして、試合終了間際に、両チームサポーターがマフラーを掲げて、「You’ll Never Walk Alone」の大合唱!

そのときも、ドルトムントの公式Twitterがいち早く「サッカーよりも大切なことがある。R.I.P.」と伝え、また現地で取材中のジャーナリストも、ドルトムントサポーターの沈黙の理由をリアルタイムで伝えていました。

 

Es gibt Wichtigeres als Fußball. Mehr Infos, wenn wir sie haben. // There are more important things than football. More info to follow. #RIP— Borussia Dortmund (@BVB) 2016年3月13日

 

こうした情報発信が無ければ、突然静まり返ったスタジアムで、いったい何が起きたのか、日本にいて把握するのは難しかったことでしょう。けれど情報を入手できることで、日本に居ながらにして、現地のサポーターと気持ちを共有することができたのです。

 

このように、情報を介してますます海外との心理的な距離が近くなり、ヨーロッパを中心とした海外サッカーと日本にいるサッカーファンとの距離が近くなります。その近さを感じるようになると、いずれは本当に現地で観戦したい! という思いも芽生えてくるというもの。

 

Jリーグの各チームも、もっともっと情報発信が上手になったり、それぞれの記者がもっと自由にスタジアムから生の情報を伝えたりしていてくれたら、いいなあと思います。そうしたら、スタジアムに足を運べていないサッカーファンにもJリーグの魅力がもっと届きやすくなるんじゃないでしょうか。

 WORLD SOCCER KING (ワールドサッカーキング) 2016年4月号
Fujisan.co.jpより

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