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「この人、誰だっけ…」と焦らないために!顔と名前を覚える9つのワザ

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「はじめまして、○○と申します」と名刺を差し出そうとしたら、「前に1度お会いしていますよね」と言われて青ざめた――。「久しぶりだね」と話しかけられたものの、相手が誰なのか思い出せず、しどろもどろになってしまった――皆さんにはそんな経験、ありませんか。

組織体制が変わる4月は、社内でも社外でも「新顔」に出会う機会が増加します。初対面の人の顔と名前を多数覚えなくてはなりません。特に、顧客や取引先の新任担当者などは、後々失礼をはたらくことのないよう、しっかり記憶に残したいところ。

それに、人は自分の顔と名前を憶えてもらえればうれしいものです。再会したとき、すぐに「○○さん」と名前を呼びかけることができれば、それだけで相手があなたに抱く印象がアップ。良好な人間関係を築くためにも、一度会った人の顔と名前は一致させておきましょう。

そこで今回は、「記憶術」に関する多数の著書を持ち、東京カルチャーセンターで記憶術講座の主任講師も務める椋木修三氏に、人の顔と名前を記憶するコツを教えていただきました。椋木氏のノウハウとアドバイスをもとに、ポイントをまとめてお伝えします。

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相手の「名前」を覚えるコツ

1)会話の中で、相手の名前を意識的に口に出す

会話をしている間、相手の名前を意識的に呼ぶようにします。

●「この点についてはどう思われますか」→「この点について、○○さんはどう思われますか」

●「この件も担当していただけるのですね」→「この件も、○○さんが担当していただけるのですね」

「記憶の基本は『反復』。相手の名前を繰り返し口にするようにしましょう。それに、人は自分の名前を呼ばれると相手に親しみを感じますので、人間関係の構築にもプラスの効果が期待できます」

2)名刺を受け取ったとき、名前の由来を聞く

相手がちょっと変わった名字であれば、名前の由来をたずねてみましょう。「どちらのご出身ですか?」「その土地には多い名前なのですか」といったように。背景にあるエピソードを聞くことで、より記憶にとどまりやすくなります。

よくある名字の人であれば、下の名前にフォーカスして、「きれいな響きですね。どなたが名付けられたんですか」「この漢字には親御さんのこだわりがあるのでしょうか」などと聞いてみても。

3)同名の友人・有名人の特徴と関連付ける

よくある名字で印象が残りにくい場合、自分の知人・有名人で同名の人を思い浮かべ、その人の特徴やエピソードと関連付ける方法もあります。「この人は佐々木さん。高校の同級生の佐々木は英語教師になったけれど、この佐々木さんは数学教師っぽい雰囲気だな」といったように。

相手の「顔」を覚えるコツ

4)知人や有名人で似ている人を探す

初対面の人に会ったとき、自分の知人や有名人で誰に似ているかを考え、その人とイメージを重ねます。「○○似の××さん」というのは覚えやすいもの。

「とっさにイメージするためのトレーニングをしておくといいでしょう。街中で向こうから歩いてきてすれ違う人を見て、『この人は○○さんに似ている』と想像するのです」

5)顔の特徴をピンポイントでつかむ

人の顔を覚えようとしても覚えられないのは、全体像を漠然と見ているから。そこで、目のつけどころを一部のパーツに絞るようにしましょう。例えば…

・顔の輪郭…四角型/丸型/面長/逆三角/小顔、など

・顔の色…浅黒/色白/髭が濃い、など

・目…ぱっちり/切れ長/つり目/たれ目/太眉/細眉/濃い眉/薄い眉、など

・鼻…高い/低い/だんご型/上向き、など

・口…すぼみ型/厚型/薄型/にっこり型/むっつり型、など

「普段からこうした視点を持って人の顔を分析する習慣をつければ、特徴をすばやく捉えられるようになるはずです。ただし、パーツだけで長く覚えておくのは難しいので、体型、話し方、身ぶりなど全体像を含めて覚えましょう。そうすれば長期的に記憶が定着しやすくなります。電車の中で前に座っている人をそれとなく観察し、特徴をつかむトレーニングをするのもおすすめです」

記憶にとどめ、すばやく思い出せるようにしておくコツ

6)雑談で、その人を特徴づけるエピソードを引き出す

ビジネスの表面的な話だけで面会を終えず、ちょっとした雑談をすることでその人のキャラクターやエピソードを引き出しましょう。

例えば、「休日は何をされているんですか?」→「フットサルの練習や試合へ」という情報が得られれば、その人がフットサルをしている姿を思い浮かべます。特徴的な映像をイメージすることで、その人の外見が記憶にとどまりやすくなり、「フットサルの○○さん」とセットで覚えれば、名前も一緒に記憶に残ります。

7)記憶が新鮮なうちにメモをとる

相手と別れたら、印象が残っているうちに、すばやく「記録」しておきます。手帳に書いても、スマホに入力しておいてもOK。

「その人の外見や話した内容で、特に印象深いものを書き出してください。書くという作業によって、その印象を再度体験することができ、長期で記憶しやすくなります」

8)名刺にイラストを描いておく

外見の印象を言葉でメモをしておいても構いませんが、苦手でなければイラストを描くのも手。名刺の空きスペースにささっと書いておいてもいいでしょう。顔のイラストを描くほかに、印象が似ている動物やキャラクターなどのイラストでもOK。

「後でそのイラストを見たとき、会ったときの場面がありありとよみがってきたりします。ただし、絶対に本人の目に留まらないように厳重管理を」

9)SNSでプロフィールを確認

面会の後、FacebookなどのSNSでその人を検索してみるのも有効です。聞き出せなかった趣味やプライベートの情報も得られ、キャラクターが印象付けられるので、記憶に残りやすくなります。顔写真も載っているので、改めて思い出すことでしっかり覚えられるでしょう。

――以上、自分に合っていそうな方法を選んで実践してみてはいかがでしょうか。

「人の顔を覚えられるかな…」という不安が解消されれば、新たな出会いを楽しめるでしょう。

椋木 修三氏

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日本ブレインアップジム代表。日本カウンセリング学会会員の心理カウンセラーであり、「記憶の達人」として数々のメディアで活躍。東京カルチャーセンターの記憶術通信講座主任講師も務める。

速読術、勉強法、自己暗示法、子育て、能力開発、心身の健康法、リーダーシップ養成などのテーマで、企業や公共団体などでの研修、講演を行う。著書に『「顔と名前」の記憶術』(PHP研究所)、『できる人の「1秒」記憶術』 (成美文庫)、『超高速仕事術 10倍は頑張れない。しかし10倍速く、はできる!』(経済界)など。

EDIT&WRITING:青木典子

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