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マイナス金利導入 ATM手数料や百貨店積み立て等に注目

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 日本銀行が導入したマイナス金利。これは新規に日銀に預けるお金に、0.1%の金利を適用するというもの。これまでであれば、日銀に預金しておけば金利がついたが、一転して日銀に預けるほど損をする仕組みとなったのだ。

 お金を増やすのが難しい状況だからこそ、せめて無駄な出費に気をつけたいと思うのは人の性。ファイナンシャルプランナーの畠山雅子さんはこう解説する。

「いくら金利を気にして銀行を選んでも、1回108円のATM手数料を払ったら金利分のお金が一瞬で吹き飛びます。コンビニのATM手数料が無料になるネット銀行や新生銀行などを上手に使いましょう」

 とはいえ、銀行を変えたり、ローンを組み直したり、そんな面倒くさいことしたくない!という人も多いはず。そんな人たちに大人気なのが多くの百貨店で実施している「積み立てサービス」だ。ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんはこう語る。

「毎月1万円を1年間積み立てると、満期時に1万円上乗せした13万円の商品券をもらえます。複利を考慮すると実質利回りは15%を超える。百貨店での買い物が多い人にオススメです」

 実際、髙島屋の積み立てサービス「友の会」は2月1~21日の全国18店舗での新規入会件数が前年同期に比べて66.5%増加したという。

 さらに、マイナス金利の影響は、老後の大切な資産である年金にも及ぶ。超低金利の今だからこそ、年金受給の開始を遅らせると受け取り額が増えるというのは畠中さんだ。

「65才ちょうどでもらえる年金を、65才1か月に繰り下げるだけで、年利換算で年間0.7%ほど受給額が増えます。1年間遅らせると年8.4%増なので、年間100万円もらうはずが、108万4000円に増額するイメージです。退職金や貯蓄など受給開始までの資金に余裕がある人や、長生きに自信がある人は、支給の繰り下げも考えてみては」(畠中さん)

 マイナスをプラスに転じる方法、ぜひ検討してみよう。

※女性セブン2016年3月31・4月7日号

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