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「ここはセルビアですから…」3つのセルビアトラブルエピソード

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Photo credit: Nitta Hiroshi「セルビアの首都、ベオグラードめぐり+チトーの墓参り

こんにちは、Compathy Magazineライターの新田浩之です。
多くの友人に中欧・東欧旅行のエピソードを話しているのですが、その中で一番人気なのがセルビアの話。複数人に話すと、絶対1人は「セルビアおもしろそう。セルビア行きたいなぁ」と言うのです。なんだか駐日セルビア観光局宣伝員になった気分すらします。

今回は、特に好評だった3つのエピソードを紹介します。

あれ、レジの価格とスタッフが言う価格が違う…

セルビアの首都ベオグラードの市内観光をしたわずか2日間でも、不思議な出来事が何回も起きました。それはレストランやカフェで「レジに表示される価格とスタッフの言う価格が違う」ということです。

私はセルビア語を正確に聞き取れないので、レジに表示される価格を見て支払いをしました。ところが店員は「違う、足りない」と言い、英語もしくはゆっくりしたセルビア語(ロシア語からの知識でスローなら数字は聞き取れました)で、レジの価格とは異なる価格を言うのです。

「くそっ、騙しやがって!」と思い、上にある価格表を確認しました。すると、価格表はスタッフの言う価格と同じなのです。「これなら仕方がない」と思い、スタッフの言った価格を支払いました。これは1店だけでの出来事ではなく、何回も起きたのです。東ヨーロッパやロシアを旅してきましたが、このような不思議な出来事は初めて。「おかしいなぁ、セルビアのレジは壊れやすいのかな」と一人でぶつぶつ言いながらベオグラードの通りを歩きました。

クロアチアに着いたとき、このエピソードをクロアチア人スタッフに言いました。すると「さすが、セルビア! それがセルビアよ」と大爆笑。他のクロアチア人もクスクス笑っていました。この適当さがセルビアらしいのだそうです。

Photo credit: Nitta Hiroshi「セルビアの首都、ベオグラードめぐり+チトーの墓参り

酔っぱらいとの珍道中

私がモンテネグロのポトゴリツァからベオグラード行きの列車に乗っていたときのエピソード。セルビアのウジツェを過ぎたあたりから、後方から酔っぱらいのおじさんが「ワーワー」言い始めたのです。後ろを振り向くと、イギリス人の女性観光客にちょっかいをかけてました。彼女らは困惑した表情を見せていたので、私が席を移動して、酔っぱらいの相手をすることに。

私はロシア語とセルビア語の簡単な単語で、酔っぱらいのおじさんに声をかけました。そしてセルビアの国歌を歌うと、酔っぱらいは「素晴らしい! 日本とセルビアは兄弟だ! セルビア万歳!」と何回も言ってきたのです。すると、彼は「お前は旅人か、俺と一緒に泊まろうじゃないか」と言い始めました。さすがに「まずい」と思い、目配せをして周りのセルビア人の助けを求めることに。

すると、周りのセルビア人は酔っぱらいを別の車両に移動させ、「すいません、ここはセルビアですから…。よくある事なんですよ」と言いました。やがて、列車はベオグラード駅に近づいたのですが、鈍足でなかなか進みません。そのとき、近くの女性が「日本だったら早く着くのでしょう。すいません、ここはセルビアですから…。列車が遅いのです」と言ってきたのです。私は必死に笑いをこらえました。なぜなら、何かしらのトラブルに出くわすと、周りのセルビア人は「すいません、ここはセルビアですから…」と言ってくるからです。そのとき、もはやセルビアでのトラブルを楽しんでいる自分がいました。

Photo credit: KANA「【セルビア女子一人旅 旅行記】ベオグラード&ノビサドの音楽フェスへ

人気のある外国語はアラビア語?

ホテルのスタッフによると、今、ベオグラードで人気のある外国語は「アラビア語」だそうです。「なぜ、アラビア語なのですか」と聞くと「私もアラビア語を習っていますが、なぜ人気なのかわかりません」と言いました。セルビアは謎が多い国なのです…。

ライター:新田浩之
Photo by: KANA「【セルビア女子一人旅 旅行記】ベオグラード&ノビサドの音楽フェスへ

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*Nitta Hiroshi「セルビアの首都、ベオグラードめぐり+チトーの墓参り

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