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上杉謙信の兜 戦場で動きやすいよう風で折れた形のものも

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 時は群雄割拠の戦国時代。多くの武将たちが天下一を目指してしのぎを削った──。ここでは、「越後の虎」「毘沙門天の化身」などと称される、上杉謙信(1530~1578年)のものと伝わる3つの兜を紹介しよう(いずれも上杉神社所蔵)。

 まずは「金箔押風折烏帽子形兜」(きんぱくおしかざおりえぼしなりかぶと)。烏帽子の形をした兜だ。戦場で動きやすいように風で折れたような形になっている。折れた部分は、2本の棒で固定されている。

 続いて「金箔押唐草透風折烏帽子形兜」(きんぱくおしからくさすかしかざおりえぼしなりかぶと)。「無」の文字が配された兜。一般的な兜と違い、中が透けているため防御能力は高くない。他の兜の上に被せたのではないかと考えられる。

 最後に紹介するのは、変わり兜の「鉄錆地塗六十二枚張兜色々威兜」(てつさびじぬりろくじゅうにまいはりかぶといろいろおどしかぶと)。上杉謙信所用と伝わるこの兜には、神仏習合の神・飯縄権現(いづなごんげん)の姿があしらわれる。飯縄権現は謙信が毘沙門天と並んで信仰したという神で、白狐に乗った烏天狗の姿で表わされる。

※週刊ポスト2016年3月25日・4月1日号

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