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4ヶ月の娘に付き添い、ICUからカオスな一般病棟へ。ホッとしつつギャップに驚き

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娘が生後4か月のとき、突然意識を失い小児科専門病院のICU(集中治療室)に運ばれました。

最悪の事態は免れたものの容態は安定せず、1週間ほどは綱渡り状態。

ICUで24時間、医師や看護師さんがつきっきりで処置をしてくれていました。

命をつなぐためのさまざまな医療機器に囲まれていた娘ですが、回復とともにその医療機器も減っていき、ときおり笑顔を見せるほどに。

それでもICUなので、常に誰かが近くにいます。

食事とシャワー、仮眠以外はずっとベッドサイドで付き添っていた私にとってはリラックスできる環境ではありません。

しかし、何かあればすぐに来て、すばやく処置をしてくれるICUはとても心強く、安心できる場所になっていました。

そんな手厚い治療と看護のおかげで、娘はどんどん回復していきました。

そして、入院から3週間後に一般病棟に移れることになったのです。

一般病棟は、子どものベッドサイドに簡易ベッドがあるので、暗くて寒いロビーにあるソファーで眠る必要もありません。

そして何より、常に『何があるかわからない』という危険な状態から抜け出せたことが嬉しく、小躍りするようにICUを後にしました。

喜々として移動した一般病棟。

そこは、想像していた病院のイメージとは違うものでした。

小児病棟なので、内装はとてもカラフル。

プレイルームにはたくさんのおもちゃがあり、子どもたちの楽しそうな声が響きます。

中には大声で泣いている子もいますが、本当に賑やかです。

「ここは本当に病院なの?」

と、思わず腰が引けるほど。

そして娘が案内されたのは大部屋に隣接する個室。

「やっと落ち着いて過ごせるわ」

と、腰をおろすも、隣の部屋からは『ギャーッ』という子どもの叫び声が。

こんな事態になるまでは、親子だけで静かに暮らしてきた私と娘。

娘は、あまりの賑やかさにカルチャーショックを受けたようで、ビックリした様子です。

私はというと、医師や看護師さんがほとんど病室に来ることがなく、ナースコールをしてもなかなか看護師さんがやって来ない状況にビックリ。

ICUとのギャップに驚き不安を感じていました。

それでも『夜は簡易ベッドで眠れるんだ!』という希望があります。

「夜になればさすがに静かになるでしょう」

と、夜が来るのを楽しみにしていました。

そして就寝時間の20時。

満を持して簡易ベッドに潜り込みます。

とても狭い簡易ベッドですが、3週間ぶりのお布団に感動しました。

そんな感動も束の間、あちこちで子どもの泣き声が響きます。

家に帰らなければいけないお母さんたちは、子どもを寝かしつけた後に帰宅するので、母の不在に気が付いた子どもたちが悲しそうに泣くのです。

夜勤の看護師さんたちは、泣く子を抱っこしたり、ベビーカーに乗せたりとあの手この手で寝かしつけようと奮闘しています。

やっと寝たかな?と思うと他の子が泣き出し、その声で目を覚まし泣き出す子も…。

「これは大変なところにきてしまった」

と、このカオスな空間であ然としていました。

もはや暗くて寒いロビーのソファーが恋しいほどです。

しかし『住めば都』とはよく言ったもので、3日もすれば看護師さんが来ても気が付かないほど爆睡できるように。

大部屋に移ってからは、

「寝言を言っていたよ」

と隣のベッドの子どもに笑われるほどリラックスをして過ごしていました。

そんな入院生活での鍛錬のおかげか、退院後の娘と私は、

「いつでもどこでも爆睡できる」

という特技を習得したのでした。

著者:ポチョムキン

年齢:30代

子どもの年齢:4歳と2歳の女の子

東京の隅っこでのんびり暮らしています。

女子力低めの女系家族なので、お菓子作りで女子力を上げて行きたいと奮闘中。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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