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【ライヴ・レポート】ヒロネちゃん、シングル発売記念ワンマンで即興やカヴァー披露 ファンから活動2周年祝福も

【ライヴ・レポート】ヒロネちゃん、シングル発売記念ワンマンで即興やカヴァー披露 ファンから活動2周年祝福も

シンガー・ソングライターのヒロネちゃんが2月25日、東京・新宿Motionでワンマン・ライヴ〈少女事情リリースパーティー〉を行った。

こちらは、3月23日にリリースする2ndアルバム『目隠し 照れ隠し』の先行シングル『少女事情』の発売を記念して行われたもの。ライヴではカヴァー曲や即興の披露などで新たな一面を見せつつ、計17曲をじっくりと聴かせた。さらに2014年の活動開始から約2周年を祝したファンからの思わぬサプライズもあり、ライヴを彩った。

この日のヒロネちゃんは、黒を基調にしたシックな雰囲気のワンピースを着用。まずはオケにあわせてシングル収録の新アレンジの「少女事情」をステージ上を動き回りながら歌うと、続いて「ピンポンダッシュ」を来来来チームの編曲によるアルバムの新バージョンで初披露した。「かっこいいでしょ」と満足気に話すと、来来来チームとの2マン・ライヴが決まっていることをうれしそうに報告した。

ステージの中央に置かれたキーボードの前に立つと、「片道切符」からは弾き語りでの演奏。薄暗い照明に照らされながら、次々と曲を奏でていく。「どんどん行きます」と話すと、代表曲「カロリーメイト」へ。観客ひとりひとりの目を見つめながら、歌詞を噛みしめるようにゆったりと歌を聴かせた。無造作にキーボードを鳴らすと、うっすらとミラー・ボールが輝くなかで「目隠し」がはじまった。続けてアルバムでも連なって収録されている「照れ隠し」を演奏。「僕はひとりで生きていく、傷つくのはごめんだ」「世界中の幸せをあつめて君にプレゼント」などの彼女らしい優しい言葉が並んだ歌詞が印象的だった。

ひと息ついたあと、後半はワンマンならではのコーナーが。「今日はいろいろやりたいなと思っていて。私の好きな曲のカヴァーをやらせていただきたいと思います。すごくいい曲なので、みなさんに知ってほしいという布教活動です」と話すと、石崎ひゅーいの「花瓶の花」を披露した。続く即興コーナーでは、観客から募った「おかゆ、たまご、インフルエンザ、エビチリ、スプーン」というお題に沿って、その場で曲を作る。「非常に内容にない曲になってしまいました」と本人は謙遜したが、見事なオチまでついた即興ソングに客席は拍手。「これからもこういう企画をやっていきましょう」と意欲をみせた。

「さみしいキャラメル」からは、再びオリジナル曲を歌っていく。「タイトルは「少女事情」みたいな4文字の造語が好きなんです。(次の曲は)静寂と深夜で「静寂深夜」っていう割と中二病っぽいタイトルなんですけど、いい曲なので聴いてください」と紹介すると、前日に完成させたという出来立ての新曲を披露した。

終盤に差し掛かると、この日のライヴへの思いを語る。「おとといくらいまで予約が少なくてどうしよう、全然ダメだみたいになって、なにかしよう、路上ライヴしようってなったらインフルエンザになって。でも、なにかしようって私が思うよりも前にみんながツイートしてくれたり、ビラ配ってくれたり、その気持ちがうれしくて。下北沢THREEでやった7月のワンマンと同じようなことを当たり前のようにできているのは、来てくださったみなさんのおかげで、感謝しても感謝しきれないです。ありがとうございます」と繰り返し感謝を述べた。

そしてシングル収録の「ふつう」を披露。「僕はふつうになりたいな」と、時折声をふるわせながら歌った。最後は「さよならモンスターとプラネットボーイどっちがいいですか?」と客席に訊きつつ、「さよならモンスター」を演奏。アウトロで鍵盤を弾く指に力を込めると、「ありがとうございました」と告げて本編を終えた。

アンコールを待つ間、客席には一面のサイリウムが光っていた。ステージに戻ったヒロネちゃんは「びっくりした! なんで? すごいきれい。写真撮っていいですか? ありがとう。やばい」とひたすら感動。ファンが「2周年おめでとう」と合図を送ると、彼女の活動を支えているスタッフの野澤さんがステージに向かい、ヒロネちゃんに花束を渡した。「こんなふうにしてもらえるなんて…。明日で2周年だ。早いな」と話すと、歌いはじめたに頃を思いながら「思い描いていた理想が大きかったぶん、お客さんも全然いないし悲しくて。自意識過剰だっただけなんですけど」と振り返った。そして「でも本当に歌うことも、みなさんにお会いすることも楽しくて。まじで歌うことしか考えていない生き物なんですよ。ほかに趣味もないし。音楽だけ続けていこうって夢があるので、それに向けてがんばっています。23歳まではがんばっていこうと思っているので、23歳になったら人生を考えます」と意気込んだ。

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