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北欧から届いた、人生を肯定してくれる映画『ハロルドが笑うその日まで』

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Photo Credit: 『ハロルドが笑うその日まで』公式サイトより

北欧のノルウェーから、心が元気になる映画が届きました。
誰しも生きてくなかで数多くの苦難に遭うものです。映画の主人公、ハロルドはノルウェーの高級家具店の店主。40年かけて培ってきた確かな目利きと家具の手入れには定評があり、地元の名士でもありました。しかしある日、お店の横に建設されたのは、私たちにとっても身近な家具量販店「IKEA(イケア)」。

その結果、ハロルドのお店は閉店へと追いやられ、最愛の妻は亡くなり、息子を訪ねていけば失業しており離婚寸前…。そんなハロルドは復讐のためにIKEAの創業者イングヴァル・カンプラードを誘拐することを決意し、スウェーデンへと向かいます。途中から孤独な少女エバも加わり、コミカルでクスッと笑ってしまう珍道中がくりひろげられます。

よくぞIKEAが許可をした!

長く使える高級家具を扱ってきたハロルドと、耐久年数が短く安価な家具を商品とするカンプラード。作品の中には私たちも利用するIKEAの商品がたくさん出てきており、それらが簡単に壊れたり、ガタついたりするシーンもあります。

一見、IKEAのブランドイメージが傷つくように感じてしまうのですが、ストーリーが進む中で創業者カンプラードの考えも知ることができます。世界的な有名人でもあるIKEAの創始者カンプラードにそっくりな俳優を起用し、その考えやエピソードがたくさん出てくるのも見どころの一つ。

荘厳な冬景色と、織り交ぜられた北欧ネタ

Photo Credit: 『ハロルドが笑うその日まで』公式サイトより
撮影はスウェーデンの北部で行われ、撮影中は常に−30度以下。映画全編を通して北欧らしい壮大な雪景色に目を奪われることは間違いありません。

作品のなかにはノルウェー人であるハロルドと、スウェーデン人であるカンプラードとエバが出てきており、エバはハロルドがノルウェーから来たことに気付きつつも、そのまま会話が続きます。実はノルウェー語とスウェーデン語は違うものの、それぞれの母国語でも会話が成り立つのです。

それ以外にも「ミードボール」や「凍った湖」「釣り」など、随所にちりばめられた北欧ネタを探すのも楽しめるでしょう。

「経験に値段などつけられない」

Photo Credit: 『ハロルドが笑うその日まで』公式サイトより

「経験に値段などつけられない」

これは映画のなかで出てくる言葉です。人生には、楽しいことだけでなく苦しいこと悲しいことなど様々な局面がありますが、あとから振り返ったとき、どれも値段がつけられるものではありません。誰がどんな場面で口にするかはぜひ映画館で確かめてください。

忙しさや大変なことが多い毎日でも、見終わったあとには「明日もがんばろう」と思える映画です。

ライター:赤崎えいか

映画:『ハロルドが笑うその日まで』公式サイト
2016年4月16日(土)より全国順次ロードショー

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
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