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折り紙から着想を得た「変容する小型医療機器」。術中の縫合が要らなくなる?(米・大学)

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患者の負担を軽減するために、傷を最小限に抑えて施術する「低侵襲手術」。これには、頑丈であり、かつ小さな道具が必要になります。

2016年3月10日にブリガムヤング大学が発表した最新の医療機器は、小さな傷口から患部の内部へと入り込んだ後、作業を行うために変容できる機材。その構造のアイデアは、日本の「折り紙」を参考にしています。動画を見てみましょう。

「折り紙」式
手術用ツール!?

直径2.6cmほどのすき間があれば作業可能なこの機材、先端部分の構造がクチバシ状のツールへと変わります。下の動画がそのコンセプトモデル。

そのほか、NASAが可変式のソーラーパネルに採用した方法なども。

じつはこれ、「ミウラ折り」と呼ばれており、東京大学宇宙航空研究所の三浦公亮氏が考案したものとして知られている技術です。より小さくまとまり、大きく拡大する仕組み。

さらに、3Dプリンターによるパーツづくりなどによって、とことん小さくを追求しています。

従来の機器と比較すると、その差は歴然。

将来的には
傷口の縫合が不要に!?

これによって複雑な手術の成功率が向上すると言われていますが、それ以上に印象的なのが同大学のwebサイトに書かれている前向きな内容です。

なんでも、神経を操作したり、縫合せずとも自然治癒によって塞がるような小さな傷口から作業ができるように小型化を進めているのだとか。あくまで希望ではありますが、その鍵となるアイデアが「折り紙」だなんて驚きですよね。

いかに折り紙と科学が密接な関係にあるのかは、以下の動画でも紹介されています。折ったり、曲げたりすることで得られる機能は、ここで紹介した以外にも様々な形で応用されているようです。

Licensed material used with permission by Brigham Young University

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