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【検証】スマホで学習塾!? ニコ生さながらの「ライブ授業」を中2の息子が体験!

息子の塾探し……お金かかりますなあ

わが息子、現在、中2。今年、受験生である。わが家の教育方針は、「クローズ」的なヤンキーの覇権争いに巻き込まれるような学校でなければ、まぁどこに行ってもいいぞ、というスタンス。だけど、できればちょっとでもいい高校に行ってもらいたい、というのが本音。あと、ちょっとでも学費がお安ければいうことなし。

「教育にはお金を惜しまない!」と言いたいところだけど、そこには「できる限り」という形容が付くもの。遅ればせながら、学習塾のことをいろいろ調べ始めると……。

お金かかりますなあ

一般的な学習塾では、年間50万円とかをベースに、夏期講習とか冬期講習があり、オプションで勉強合宿なんかが加わったりもする。受験生の親の立場からすると「あ、オプションはいいんで!」とはなかなか言いにくい。そんなタイミングで知ったのが、「アオイゼミ」。

スマホで授業を受けられる「ライブ授業」。でもコメントってなに?

なんでもアオイゼミは中高生ならスマホさえあれば、無料で毎日ライブ授業の受講が可能。目玉コンテンツの「ライブ授業」は、3,000人以上の生徒が同時にひとつの授業を受講しており、コメントやスタンプを通じて自由に発言できるとか。講師への質問や解答、生徒同士での会話など、コミュニケーションを取りながら、楽しく夢中に勉強できる環境づくりに取り組んでいるらしい。

普段ソファにだらんと座ってスマホをいじる息子(中2)が、珍しく机で。SNSはやっていない。ハンドルネームを決めるときは「猫の名前は?」と助言した

……なるほど。要は、登録すれば、毎日生放送されている「ライブ授業」を無料で見ることができると。きっと「ライブ授業」では、スタジオの向こうにいる先生が生放送で授業をしてくれるんだろうけど、「コメントやスタンプを通じて自由に発言」ってなんなんだ?

おそらく、授業動画の近くにコメントがバーッと表示されるのだと思うが、授業を受けながら雑談して邪魔になったりしないのだろうか……。ものは試し。息子に声をかけた。

「なあ、スマホいじりたい放題の案件があるのだが……」(父)

「ふうん」(息子)

交渉成立。思春期とはこういうものだ。で、ものの5分で登録完了。ハンドルネームは、彼が弟のようにかわいがっているわが家の猫にちなんで「あまのとら」だ。

「ライブ授業」では生徒のコメントが続々と表示されている!

若干の疑問を抱えたまま迎えた水曜夜8時、わが息子こと「あまのとら」は、スマホを通じてアオイゼミの「中学2年生 英語 基本クラス」の「ライブ授業」に参戦した。

今日の学習内容は「助動詞」。講師は信田康平先生、今ふうのスマートな佇まいだ。「29歳、千葉県出身、上智大学卒。某大手予備校出身のカリスマ講師。プロレスが趣味で、学生時代は自らも戦っていたという猛者」。これはウエブサイトの講師プロフィールのページから引用。なるほどね、先生のパーソナリティがわかると、初参戦でも馴染みやすい。

実際の授業では、リアルタイムで流れる授業動画の下に生徒のコメントが配置され、コメントがどんどん更新されていく。おお、「あまのとら」が「よろしくお願いします!」と礼儀正しくあいさつ。そして「助動詞を使った会話表現」の例題で、さっそく問題を解き始め「わかった!」のスタンプを投稿。このスタンプは、「わかった!」「出来た!」「カンペキ」「わからない」の4種類があり、授業の内容に対してワンタップでリアクションできる。生徒からのコメントやスタンプは、信田先生もチェックしているようで、授業をサポートするアオイゼミのスタッフも適宜レスしてくれるのだ。

【検証】スマホで学習塾!?  ニコ生さながらの「ライブ授業」を中2の息子が体験! 【検証】スマホで学習塾!?  ニコ生さながらの「ライブ授業」を中2の息子が体験! 19時から始まっていた中1向けの英語の授業が終わり、休憩時間を挟んだあと、チャイムが鳴って中2の授業に。続々と参加してくるみなさんに、「あまのとら」がごあいさつ

息子の質問コメントに先生が授業で答えてくれた!

授業はちょうど助動詞を使った疑問形。「can you,/will you」よりも、「could you/would you」の”過去形を使った方が丁寧な表現になる“という解説に。と、ここで「あまのとら」が質問。

「なぜ過去形にすると丁寧語なことになるんですか?」

【検証】スマホで学習塾!?  ニコ生さながらの「ライブ授業」を中2の息子が体験! 【検証】スマホで学習塾!?  ニコ生さながらの「ライブ授業」を中2の息子が体験! 信田先生の授業に対して、「あまのとら」が質問。すかさず、アオイゼミスタッフがフォローのコメントを送ってくれた

アオイゼミスタッフは「休憩中に聞いてみますね!」とレスしてくれたのだが、ここで信田先生が質問を発見。おそらく予定になかったであろう、「なぜ過去形になると丁寧なのか」の解説へとスライドした。

なんと信田先生が、「あまのとら」の質問に対して授業で答えてくれた!

信田先生の解説によると、「過去形=時間的に距離が遠い」。つまり、過去形は相手と距離を置いて話すという意味になり、より堅苦しく丁寧な意味合いが加味されるのだそう。「ライブ授業」ではスタッフがコメントで答えてくれることもあれば、授業後の休み時間に雑談ふうに先生が解説してくれることもあれば、こんなふうに、コメントを拾って詳しく教えてくれるケースもある。まさに、これこそが「ライブ授業」の醍醐味だ!

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