2016年はドイツビール500周年!本場ドイツのビールを飲める東京の名店

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子どものころ、いたずら心で親のビールをちょっとなめて、「うわー、苦い!こんなの一生飲まない!」と心に誓った経験がありませんか? 大人になるとそんな誓いなどすっかり忘れ、気づけばビールの魅力に取りつかれてしまっています。

2016年はドイツビール500周年!本場ドイツのビールを飲める東京の名店

今回はそのビールの話題。2016年はなんとビールの本場ドイツで「ビール純粋令」と呼ばれる条例が出されてから500周年の記念の年だとか。そこで大まかなドイツビールの特徴と、東京でドイツビールを楽しめる人気店を紹介します。

日本のビールとドイツのビールは原材料が違う!?

2016年はドイツビール500周年!本場ドイツのビールを飲める東京の名店

そもそもドイツのビールと日本のビール、どういった違いがあるのでしょうか? 大きなビールの品評会で受賞歴もある知人の地ビール醸造家に聞いてみたところ、「最も分かりやすい違いは原材料」という答えをもらいました。

ドイツのビールの場合は、上述したビール純粋令という法令によって、麦芽100%のビールを作らなければいけないと決められています。日本のビールも戦前までは麦芽100%が主流だったそうですが、戦後に麦芽以外の副原料と呼ばれるお米やコーンなども使うアメリカンスタイルに変わったといいます。

確かに冷蔵庫に入っている『スーパードライ』の原材料を見ると、麦芽、ホップ、米、コーン、スターチと書いてあります。スターチとはトウモロコシ由来のでんぷんですね。

もちろん『ヱビスビール』のように麦芽100%のビールもあるのですが、≪副原料は、ビールをまろやかにしたりすっきりさせたりします≫(サッポロビール株式会社のホームページより引用)とあるように、副原料を使っているからこそ日本人の味覚に合うといった側面もあるようです。

一概にどちらが優れているという話ではなく、それぞれが信じるビールの姿を追い求めた結果が、今の日本とドイツの違いになっているのですね。

東京にはドイツビールを楽しませてくれる名店がたくさん

2016年はドイツビール500周年!本場ドイツのビールを飲める東京の名店

では実際にドイツのビールを楽しませてくれるお店は、東京だとどこにあるのでしょうか? 

例えば代表的なお店は永田町にある『Bitte』、神保町にある『BEER膳 放心亭』、六本木にある『Imbiss hareico』などなど。

『Bitte』は2016年で10周年を迎える隠れ家的な本格ドイツ・ヨーロッパ料理屋。各種のイベントなどにも出店し、ドイツビールを提供してくれています。神保町『BEER膳 放心亭』は地下にある老舗で、ドイツ料理店として30年以上の歴史があります。

『Imbiss hareico』の六本木店は、ドイツのソーセージメーカーが出す直営店。昼からドイツビールとソーセージをおいしそうに食べるおじさまたちの幸せそうな姿を目撃できます。ソーセージメーカーの直営店である『Imbiss hareico』はもちろんですが、『Bitte』や『BEER膳 放心亭』なども手作りや一風変わった絶品のソーセージを食べさせてくれます。

ドイツビールにソーセージ、最強の組み合わせを楽しみつつ、5,000種類はあるというビールの世界に一歩ずつ足を踏み出せたら幸せですよね。

ちなみにドイツのビール業界は1,270か所近くの醸造所を持ち、先ほど触れたように5,000種類近くの銘柄をリリースしています。

何から飲んでいいのかわからなくなりますが、ドイツで最も人気のあるビールはピルスナーと呼ばれる、黄金色をした苦みの強いさわやかビール。代表的なブランドは『ビットブルガー』です。このあたりからスタートしてみては?

2016年はドイツビール500周年!本場ドイツのビールを飲める東京の名店

[ドイツビールについて – ドイツ食品普及協会]
[All photos by Shutterstock.com]

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