ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

国際都市「横須賀」の英語学習環境がすごい!

DATE:
  • ガジェット通信を≫

日本で暮らすには、英語を話さなくても日常生活や就職に差し支えない。そのため、日本では日常的に英語に接する機会が少ないとよく言われる。ところが、米軍基地のある街・横須賀はちょっと違う。カフェやバー、商店街では日常的に英語が飛び交い、地域性を活かした語学教育にも力を入れている。英語に触れたい人にとっては格好の環境なのだ。

国際色豊かな街並み

神奈川県・三浦半島の半分以上を占める横須賀市の中心部は、京急本線の横須賀中央駅から汐入(しおいり)駅にかけて。品川駅から横須賀中央駅までは、京浜急行線で44分で結ばれている。

横須賀は、江戸時代後期に幕府によりつくられた製鉄所をもとに、明治時代に入ると造船所ができ、大日本帝国海軍の海軍設備が置かれて発展してきた軍港都市だ。第二次世界大戦後、これらの設備をアメリカ軍が接収し、現在の米軍基地となった。

このため、町のなかには多くの米軍関係者やその家族が暮らし、国際色豊かな雰囲気を醸し出している。アメリカンなカフェが建ち並ぶ「どぶ板通り」をはじめ、商店街やショッピングセンターにいても英語が聞こえてくる。ドルが使える店もあったり、米軍関係者専門の理髪店や不動産会社があったりと、歩いているだけでちょっとした海外旅行気分を味わえる。

【画像1】米軍関係者でにぎわう「どぶ板通り」(写真撮影/次にくる住みたい街はここだっ!取材班)

横須賀市民限定の基地内留学

このような地域性を活かして、横須賀市は英語教育に力を入れている。

全国に先駆けて、市立の小・中・高全校にネイティブスピーカー講師を配置したり、小学生を対象に、英語だけの世界を体験するイベント「横須賀イングリッシュワールド」や、横須賀市内在住の中高生を対象に開催する3泊4日の英語キャンプ「横須賀イングリッシュキャンプ」といった、独自の取り組みを行っている。

なかでも注目は、横須賀市とメリーランド州立大学ユニバーシティ・カレッジアジア校(University of Maryland University College Asia=UMUC)が共同で運営する「ブリッジ・プログラム」だ。

ブリッジ・プログラムとは、母国語が英語以外の人を対象に行う英語力強化のための大学の入学準備コース。大学の正規コースとは別に設けられ、一定以上の成績でプログラムを修了すると、正規コースに編入できるようになる。

この語学プログラムを、横須賀基地で平日週2回のカリキュラムを約1年間かけて行う。いわば基地内語学留学のようなものだ。

受講資格は、高卒以上の横須賀市民であり、一定の英語力があること。学費は年間4000~5000USドル(約40~50万円 ※ホームページ参照)程度。国にもよるが、欧米への1年間の留学費用と比較すると、なかなかお手ごろと言えるだろう。

初回は10代、20代を中心とする38名の市民が受講。受講者は、大半が社会人だという。夜間クラスもあるので、仕事の都合などで語学留学を諦めた人にもオススメだ。

【画像2】「ブリッジ・プログラム」の授業風景(写真提供/横須賀市)

知られざる魅力が詰まった横須賀

こうした行政の企画以外でも、「どぶ板通り」や米軍基地内で働いたりして、英語力を鍛えているという地元っ子もいる。やはり、語学は生活に密着しているものなので、生活の中で身につけるのが効率のいい方法だろう。

なにかと米軍基地関係で注目される横須賀。今回は、横須賀の英語学習環境に注目したが、じつは横須賀は、多面的な魅力をもった街だ。三浦半島で採れた野菜が安く手に入ったり、朝採れの魚が市場に並んでいたり、公園や自然も多く、都市部にはないのどかさもある。

普通の街じゃ物足りないと思う人は、ぜひ横須賀の物件をチェックしてみてはいかがだろう。

構成・取材・文/中村宏覚●次にくる住みたい街はここだっ!~横須賀編~
元画像url http://suumo.jp/journal/wp/wp-content/uploads/2016/03/107529_main.jpg
住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナル

関連記事リンク(外部サイト)

永遠のライバル「大宮」VS「浦和」が今年もアツい
情報感度が高い若者が、「清澄白河」に住みたがるワケ
名実ともにセレブタウンへと進化を遂げた「二子玉川」

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
SUUMOジャーナルの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP