【平成27年上期】 国内線で遅延・欠航が最も多い航空会社が判明
飛行機が遅れて大変な目に遭った・・・。旅を愛する人であれば、誰しも一度くらいは経験があるはずです。もちろん天候などでどうしようもない場合もあるのですが、何らかの別の要因で遅れてしまうケースもあるはず・・・。
そこで今回は国土交通省の資料をもとに、国内の航空会社でどこが最も遅延(15分以上の遅れ)を出しているか、あるいは遅延を出していないのかをまとめます。飛行機選びの際に参考にしてみてくださいね。
遅延が多かった航空会社はLCCのあの会社
国内の飛行場から離発着する飛行機は、基本的に定時に運航している印象があります。実際にはその通りなのですが、中にはいろいろな理由で遅延が起きているケースも。
国土交通省の資料には、国内11社の航空会社がどの程度の遅延便(出発予定時刻より15分を超えて遅れた便)を出しているかをまとめた一覧があります。
平成27年の上期(4月から9月)で最も遅延便を出した航空会社を順に挙げると、
ワースト1位・・・Peach Aviation(20.76%)
ワースト2位・・・ジェットスター・ジャパン(18.39%)
ワースト3位・・・バニラ・エア(15.80%)
となりました。いずれも格安航空会社(LCC)。ただ、あくまでも“平成27年上期に限っての話”。常に上述の航空会社が遅延便を最も多く出しているわけではありません。
ただ上記の期間に限って言えば、1位のPeach Aviationの場合は機材繰りによる遅延が17.02%と最も多く起こっています。機材繰りとは、その日に運航が予定されていた飛行機(機体)が、何らかの理由で用意できなくなった状態をいいます。
機体数が全17機と少ないPeach Aviationは、何か1つのトラブルが起こると、それが引き金となり、機材繰りなどの遅延が起きてしまうのかもしれませんね。
遅延が最も少なかった飛行機はJALの便
一方で遅延が少なかった航空会社はどこなのでしょうか? 繰り返しますが、あくまでも平成27年の上期に限っての話です。上位3つを挙げると、
1位・・・日本航空(5.51%)
2位・・・スターフライヤー(5.85%)
3位・・・AIRDO(6.39%)
となっています。運航している機体を223機(2015年9月30日時点)も持っている日本航空はさすがの好成績です。
ただ、格安航空会社(LCC)であるスターフライヤー(退役機も含めて13機)とAIRDO(退役機も含めて24機)も、遅れを出さずに健闘した点は注目ですよね。
国土交通省の過去データもありますので、もっと長いスパンで遅延の状況が気になる人は、さかのぼって調べてみると面白いですよ。
ちなみに欠航便が多かった航空会社はワースト3を挙げると、ワースト3位がソラシドエア(1.67%)、ワースト2位が春秋航空日本(1.86)、ワースト1位は日本トランスオーシャン航空(2.66%)でした。
こちらも平成27年4月から9月に限った話ですが、併せて参考にしてみてくださいね。
[特定本邦航空運送事業者に係る情報 – 国土交通省]
[All photos by Shutterstock.com]
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