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心理学が気になる高校生にオススメの本3選<みんツイ研> 

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突然ですが、心理学と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか? 「人の考えを読めるようになる」「人の心を操ることができる」なんて、超人的なイメージが浮かんでくる人も多いかもしれませんね。 大学でも、心理学系の学部は常に一定の人気を保っています。

さて、今回注目したのは「本」というキーワード。高校生のみなさんも、勉強のためや趣味の一環として、さまざまな本に触れていることと思います。 「大学で心理学を専攻したい!」と思っている方も、「心理学って何だろう?」と思っている方も、まずは小説やエッセイ等の軽い読み物で、心理の世界に入ってみませんか? 今回は、心理学専攻をしている私が面白かった本3選を、ご紹介したいと思います。

「こころの処方箋」

河合隼雄(著)

1992/01

新潮社

この本は、臨床心理学者である著者が自身の経験・体験をもとに、日常生活の疑問や常識を優しく書き出しています。1つの話題に対して1~2ページのコラムになっており、読みやすさは抜群。

どこから読んでも楽しめて、「ほっ」と一息つけること間違いなしです。例えば、「最近いいことないなあ」「ツイてないなあ」そんな風に考えた時。河合先生が言うことには『ふたついいことさてないものよ』。よいことが2つ続かないからって嘆くものじゃない、悪いこともそんなに続かないからさ、と優しく語りかけてくれます。『耐えるだけが精神力ではない。』という言葉にも、グッときました。 毎日の生活を送るうえで、新しい視点が手に入る、そんな1冊となっています。

「火星の人類学者―脳神経科医と7人の奇妙な患者」

オリヴァ―・サックス(著)

吉田利子(訳)

2001/4

早川書房

これは長年臨床現場で活躍したサックス博士の症例紹介になっています。読み応えのある内容ながら、一篇一篇はエッセイ調で、空いた時間にサクサク読み進めることができます。タイトルにある「火星の人類学者」という意味も、お話の中で分かります。そして、とても深い!もしも自分の脳が壊れてしまったら、そもそも私たちの感情とは何なのか、色々と考えさせられる一冊でした。

「24人のビリー・ミリガン」〈上〉〈下〉

ダニエル・キイス(著)

堀内静子(訳)

1999/10

早川書房

「アルジャーノンに花束を」の作者と聞けば、ピンとくる人もいるのでは?連続暴行班として逮捕された多重人格者ビリー・ミリガンと、彼を取り巻く人々、そしてその治療の過程を描いたノンフィクション小説。 解離性同一性障害(かつての多重人格障害)への理解が深まるのはもちろんのこと、これはもう、読み物としてぐんぐん引き込まれます。ビリーのその後を記録した「ビリー・ミリガンと23の棺」では、ビリーの人間性に焦点を置いています。 ページをめくる手が止められない、そんな小説でした。

心理学部に通う私からのメッセージ

いかがでしたか?他者の理解や人間関係について、自分には無かった視点を教えてくれるのが心理学という学問だと、私は思います。私は学校で数々の心理検査・心理テストを通じてひたすら自己分析を行い、自己理解が深まりました。自分のことを少しだけ客観的に見ることが出来るようになったかな?と思います。これら3冊を通して心理学への興味がぐんと増したり、「ちょっと面白そうかも!」と思ってもらえたら嬉しいです。

大学生ライター

Megumi Yamada横浜国立大学教育人間科学部、心理学専攻の学生。新潟県の僻地で生まれ、神奈川の人の多さにはまだ慣れません。おいしい食べ物とおもしろい本が好き。

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