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パパの海外出張前に間に合って!待ちに待った陣痛が…消えた?!母娘2人、必死の難産

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その年の10月のカレンダーには、3つのスケジュールが書き込まれていました。

10月1日は、おなかの中にいる娘の出産予定日。

10月11日は早朝から主人が海外出張へ出かける日。

10月14日の深夜には主人帰国。

そして迎えた10月1日。

朝からなんの兆候もありません。

ちょうど妊婦健診に当たっていたので産婦人科へ行くと

「まだ下りてきていませんね。10日まで待って出てこなければ誘発しましょう」

と医師に言われてしまいました。

帰宅した主人にそのことを伝えると、私のおなかに手を置いて、

「早くでてこないと、パパ遠くにお仕事行っちゃうよ」

と懇願し始めました。

いくらのんびり屋でも、その日までには出てくるだろうと高をくくっていたのですが、1週間すぎても微動だにせず。

10月6日の健診でも、

「まだまだですね」

そして、いよいよ主人の出張前日。

今日陣痛がなければ主人がいない中1人で産まなければいけないんだなあ、とぼんやり考えていた21時頃。

じわ〜、じわ〜、とこれまで感じたことのない痛みがやってきました。

22時頃、痛みの感覚がいよいよ短くなったので病院へ。

が、病院の個室に入り横になった瞬間…なんと、陣痛が消えてしまったのです。

その後1時間おきに看護師さんが様子を見に来てくれるも、陣痛は復活することなく朝を迎えてしまいました。

結局、後ろ髪引かれる思いで主人は出張へ。

残された私は、誘発分娩を行うべく分娩室に移動して点滴を開始しました。

投薬を開始して3時間。

正午頃、少しづつ強い痛みがあらわれました。

赤ちゃんの心拍を測るモニターから、ドンドンと心音が聞こえます。

ああ、赤ちゃんも頑張ってるんだな、私は一人じゃないな、と主人不在の心細さが払拭されていきます。

そして17時。突然どーんと激しい痛みと息苦しさに襲われると、そこからいっきに分娩がはじまりました。

正直、分娩中の意識はあまりありません。

というのも、前日から睡眠を取っていないせいで、陣痛と陣痛の間にウトウトしていたようなのです。

しかも、酸欠状態になり、酸素ボンベを吸引し、遠のく意識の中、

「お母さん、赤ちゃんの心拍が低下してる!頑張って呼吸して!」

と言われ、そのすぐ後で

「吸引分娩!」

という声が聞こえ…。

はっと気がついたときには、赤ちゃんの力強い泣き声が聞こえました。

終わってみれば分娩所要時間19時間58分、胎児機能不全、微弱陣痛により吸引分娩と記される大難産でした。

自分自身も出血多量で、危険な状態だったとのこと。

そんな状態を耐え抜き誕生してきた娘は、今では手のつけようのないほどじゃじゃ馬に育っています。

著者:MACHI

年齢:36歳

子どもの年齢:42ヶ月(3歳6ヶ月)

出産直後から娘に振り回されっぱなし。母親業は体力勝負!を痛感するフリーライターです。泣いたり笑ったり怒ったり 、お母さんって忙しいですよね。そんなお母さんたちが読んでほっとできる、共感してもらえるような記事を書けたらと思っています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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