女性の一人暮らしでも引っ越しの挨拶は必要?ケース別引っ越し事情マナー
日本では引っ越しの挨拶というものは恒例行事のようなものでした。
大学卒業を控えて、新しい人生のスタートが春からはじまるとある女子大生から、引越しの挨拶について、質問がきました。
たしかに、昔は引っ越しをしたらご近所さんに挨拶に行く、ということは普通のことでした。
しかし、現代では防犯上の理由などで行かない場合もあるとの事でどのように判断したらいいのでしょうか。
女性の一人暮らしでは引っ越しの挨拶はしないほうがいい
実は、防犯上の問題で女性のひとり暮らしをこれからする人は引っ越しの挨拶はしないほうがいいと言われています。
女性の一人暮らしの防犯対策として、わざわざ洗濯物にエア彼氏の下着を混ぜたり、表札の名前を二つ書いたり、男性と二人で暮らしているように見せかけることがあります。
そこまで防犯しておきながら、引っ越しの挨拶に行ってしまうと「女性の一人暮らしなんです」と宣伝に行くようなもの。
エレベーターで一緒になれば、普通に「おはようございます」という日常の挨拶だけでいいんです。
こんなときは女性のひとり暮らしでも挨拶はしよう
女性一人暮らしといえども、場合によっては挨拶をしておいたほうがいいこともあります。
たとえば、男女共同マンションでも大家さんや自治会の会長さんには挨拶をしておきます。挨拶のときに、マンションのルールやマナーを教えてもらうことができるからです。
女性専用のマンションやアパートなら、通例にならって普通に引っ越しの挨拶をしたほうがいいでしょう。
1階につき、部屋数が5戸ぐらいならば、全てに挨拶に行ってもいいでしょう。
あとは、自分の部屋の真下と真上の部屋にも挨拶に行きます。「下の部屋だけでいいんじゃない?」と思うかもしれませんね。下の部屋の人には、床から伝わる物音で迷惑をかけるのではと思ってしまうからです。
でも、実は上の階にも、音は響きます。マンションやアパートのような集合住宅がはじめてならば、どのぐらいの騒音が迷惑になるのかわかりませんね。
挨拶すると、人はその人に対して「良い印象」を持ちます。人間の心理として、良い印象を持ってもらうと、多少の生活音ぐらいならば騒音と感じなくなります。
念のため上の部屋の人にも挨拶はしておくといいでしょう。
引っ越しの挨拶の最低限のマナー
引っ越しの挨拶といえば、なにか手土産を持っていきますね。
よくあるのはタオルや引っ越し蕎麦。でも、タオルはたくさんあるからもういらないと断る人もいます。蕎麦のような食べ物だと、アレルギーや好みが出てきて、無駄に捨てられる可能性もあります。
挨拶の粗品では、最近は日用品が好まれることが増えてきました。
プレゼント用の箱入りの洗濯用洗剤、入浴剤はよく喜ばれます。入浴剤は香りに癖のあるものも多いため、選ぶときは注意して年齢や男女に関係なく無難なものを選ぶようにしましょう。
単身用アパートやマンションの場合、挨拶しようと思ってもなかなか時間が合わないこともありますね。どうしても時間が合わない時は、手紙と一緒にポストに投函するか、紙袋にいれてドアノブに引っ掛けておいても大丈夫です。
新しい場所での新生活には不安もつきものですが、できるところでは挨拶もしっかりして少しでも不安を取り除いて新生活をスタートさせましょう。
ライター:みちだあこ(フォークラス)
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