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津波の来るかもしれない保育所まで迎えに…パニックになりそうな時ほど落ち着いて!

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東日本大震災の時、下の娘は2歳、息子は年長時。

その日、娘は保育所、息子はインフルエンザのため家にいて、私は息子の看護で仕事を休んでいました。

ちょうど息子とリビングにいるときに震災は起きました。

なかなか地震が止まらず大きくなっていくので、とっさにとった行動は、息子にガラスや電気から離れてといい、私は新築祝いでいただいた50インチのテレビを倒れないよう支えていました。

それが正しい行動だとは思いませんが、私もあまりの地震の大きさにパニックになってしまって、テレビを抑えてたのかもしれません。

震度は5強でした。

地震が終わった後は、足がガクガクしてその場に座り込んでしまいました。

海沿い、川沿いの土地のため、

「絶対津波が来る、やばい!娘を迎えに行かなければいけない」

と、とっさに思いました。

娘のいる保育所は裏手が高台のため、先生が誘導すればどうにかなるだろうとは思いましたが、やっぱり不安でした。

自宅から保育園までは20分ほどかかります。

すぐにインフルエンザの息子を連れて、車で保育所に向かいました。

近道には川があるため、ビビりながらも急いで時間とにらっめこしながら行きました。

車内では、ラジオを聴きながら津波情報を確かめます。

保育所に無事着くと、隣にある公園の広場にみんな避難していました。

娘を見た瞬間思わず泣いてしまい、娘も泣いてしまいました。

娘もよっぽど怖かったんだと思います。

そのあと、遠回りしながら川沿いから遠ざかるようにして、急いで自宅へ戻りました。

自宅につくと、水道、電気は使えませんでした。

ご飯は明るいうちにガスコンロで焚き、カレーを作って明るいうちに食べました。

テレビも見られないので、情報はラジオだけで不安でした。

寝る際は2階から布団を持ってきて、いつでも逃げられるようにリビングで寝ました。

翌日も自宅では電気、水が使えなかったのですが、実家では全部使えたので実家でお風呂に入り、テレビで情報を得ることができました。

放射能問題があまりに心配になり神経質になっていて、ボーっとしてしまったようで、階段を踏み外した挙句、骨にひびが入ってしまいました。

この時、小さな子供がいるのに何しているんだろう、と反省しました。

いざという時、お母さんの冷静な判断が必要です。

私のようにならないよう気を付けてください。

著者:tontoyo

年齢:43歳

子どもの年齢:10歳、6歳

私は、パートにて事務員をしています。震災時は、たまたま自宅にいたためよかったと思っています。職場にいたら、子供が心配で落ち着いて行動できなかったと思います。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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