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【Interview】カラオケがオフィスに!?Airbnbっぽく空き時間に部屋を借りられる「ROOM K」を直撃

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特定のオフィスを持たず、カフェや図書館で自由に仕事をするノマドワーカー。しかし、多くのワークスタイル同様、この働き方にも当然デメリットは存在する。

特に問題となるのが、対面のミーティング。オフィスがないため、機密性がある打ち合わせも、パブリックスペースで行わざるを得ない。自身の能力を最大限生かせる反面、情報漏えいと常に隣り合わせという危険をはらんでいるのだ。

そんなワーカーたちを助ける頼もしいサービスが、先月登場。カラオケルームを打ち合わせ場所や会議室として利用する、ウェブ予約サービス「ROOM K(ルームケイ)」だ。

大胆な発想を事業に変えたのは、伊藤忠インタラクティブ。アカウントディレクターの伊藤 純(いとう  じゅん)氏と、ユニバーサルプランナー、長岡 仁(ながおか ひとし)氏が、インタビューに応じてくれた。

・カラオケルームの中で会議室と同等の設備を安価に提供

Q1:まずは、「ROOM K」提供のきっかけから、お聞かせください。

(長岡氏)情報の価値や拡散スピードが高まっている中、カフェなどのオープンスペースで、堂々と打ち合わせをしている人を見て、いつも矛盾を感じていました。

スマートデバイスの普及やワークスタイルの変化によって、ビジネスから場所の制限はなくなってきているものの、コミュニケーションはクローズドであるべきです。

そこで、会議に必要な電源などの設備や好アクセスなどの条件がそろい、かつクローズドな空間を探していたところ、カラオケルームに思い当たり、当サービスを始めました。

Q2:「ROOM K」とは、どんなサービスなのでしょうか?

(長岡氏)オフィス内の会議室と同等の設備を、安価に提供するウェブ予約サービスです。

提供するルームは、電源とモニターが使えることはもちろん、店舗によっては無料Wi-Fiや会議補助ツールの無料貸し出し(モバイル充電器、DVD/Blu-rayプレイヤー、電源タップ、RGBモニター接続ケーブル)があり、外出先でもスムーズで効果的な打ち合わせが可能です。

また、人数と時間による料金体系のため、特に少人数での利用の場合、一般的な貸し会議室よりも、コストメリットがあるのが特長です。

「ROOM K」では、このような打ち合わせに適したルームを、ウェブからリアルタイムに予約することができます。

・都内5店舗を皮切りに全国展開予定

Q3:サービス導入にあたって、最も苦労したのはどんなところでしょうか?

(伊藤氏)カラオケ店舗の中でも、会議に適した部屋を、どう確保するかです。

一番の課題は音漏れでした。カラオケルームは基本的に個室ですし、平日日中のサービス提供なので心配は少ないですが、カフェのBGMと同等レベルの環境となるよう、できるだけ通常利用のお客さまから離れた部屋の確保を、カラオケ店舗さまにお願いしております。。

あとは、これからの課題なのですが、ブランディングですね。若い層は、今のカラオケの充実した設備や、きれいな部屋が多いことを認知していますが、30代より上の層では、どうしても昔のイメージで会議に適さないと判断されかねないため、その固定概念を変える施策を、打っていこうと考えています。

Q4:現在の導入状況と今後の展開について、教えてください。

(伊藤氏)まずは都内5店舗(JOYSOUND品川港南口店、銀座二丁目店、京橋店、渋谷南口駅前店、池袋西口公園前店、計30ルーム)から提供を開始しており、近日中、全国に店舗拡大を予定しています。

また、設備に関しても、充実させていく予定です。電源タップ、RGBモニター接続ケーブルなどの貸し出し数を増やしたり、お客さまのご要望次第では、ホワイトボードやプリンタなどの導入も、検討しております。

労働の多様性が、求められる現代。「ROOM K」のようなサービスの需要は、これからますます高まっていくだろう。ワークスタイルの幅を広げるためにも、ぜひ拡大してほしいところだ。

ROOM K

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