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実家も遠く、主人も地震の影響で帰って来られない…不安で押しつぶされそうになった夜

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東日本大震災が起きたのは、妊娠中つわりが酷く家で一人で寝ているときでした。

カタカタカタという揺れ…あ、地震だなと思っていたら揺れが大きくなって、部屋の棚や机さまざまなものが揺れはじめました。

「地震のときはテーブルの下に隠れろ!」

そんなことをよく言いますが、テーブルの下になんか隠れていたら、家が潰れてしまう!

このまま家にいたら死んでしまうかもしれないと思い、急いで外に逃げようとしました。

しかし、揺れが大きく、部屋に物が散乱し始めました。

揺れも一向に収まらず、物につまずきながら必死に外に逃げました。

外では電柱と電線が揺れていて、まだまだ揺れも治まりそうもない…もうこの世が終わってしまうような気持ちがしました。

揺れが落ち着いて、暫くするとまた大きな揺れ…続く余震。

なんでこんなに何度も、なんで一人のときに地震が来るんだと心細くもなりました。

テレビでは津波、原発事故の報道、日本がもう終わってしまうんじゃないか、子供に会えないで自分の人生が終わってしまうのではないか…。

色々な不安で押しつぶされそうになりました。

主人とは二人暮らしで両方の実家も遠方。

そして、主人も地震の影響で家に帰って来られないという事態。

夜中まで家の中に一人で、とても不安でした。

翌日からは、原発事故による放射能の心配や食料に関する不安がいっぱいです。

今までつわりが酷いときには、最小限しか食べたくなかったのですが、震災後は、食べないと子供にまともな栄養が行き渡らないのではないか、とにかく食べなきゃと思うようになりました。

また、放射能で何か影響があるかもしれないとネットで騒がれていて、妊娠中だしこのままこの場所に住んでいて良いのだろうかと不安でした。

しかし、引っ越すことも出来ず、暫くはお腹の子のためにと放射線量などをチェックして外出するようにしました。

お腹の子は、何もトラブルもなく無事生まれてきてくれました。

本当に嬉しかったです。

地震のとき痛感したことは、部屋の入り口付近に荷物は置くのはよくないこと、食糧不足になる可能性もあるので、最低限の非常食や水は準備しておくべきだと思いました。

今も色々な災害が日本各地で起こっています。

今度何か災害が起きたら、生まれたわが子を必死に守りたいです。

著者:ぽぽ

年齢:27歳

子どもの年齢:4歳

ぽぽと申します。4歳の子供を持った27歳の母親です。専業主婦をしています。東日本大震災の当時は、初期の妊婦でした。震災のときはさまざまな健康面で不安なことが多くありましたが、今は元気な日々を過ごしています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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