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注目女優・山崎紘菜さんにインタビュー 『dTV』オリジナルドラマ『アイアムアヒーロー はじまりの日』が本日より配信スタート

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ポルトガルのポルト国際映画祭コンペティション部門にて、“観客賞”と“オリエンタルエキスプレス特別賞”をW受賞した映画『アイアムアヒーロー』(4月23日公開)。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて連載中の花沢健吾氏による同名漫画を原作に、大泉洋さん、有村架純さん、長澤まさみさんらが出演する話題作です。

この映画の公開に先駆け、4月9日より、映画と連動したオリジナルドラマ『アイアムアヒーロー はじまりの日』が映像配信サービス『dTV』にて独占配信をスタート。原因不明の感染によって理性を失い、人間を襲う謎の生命体ZQN(ゾキュン)が発生した日にスポットを当てた本作。映画や原作では明かされていない、長澤まさみさん扮する藪(小田つぐみ)の看護師時代のエピソードを中心に、恐怖に怯えて逃げ惑う人々の姿がフェイクドキュメンタリーの手法で描かれます。

突如発生したパンデミックに混乱する世界で、非日常の光景に巻き込まれるアイドル役を演じたのは山崎紘菜さん。これまで大林宣彦監督や三池崇史監督などの巨匠たちと現場を共にし、映画『神さまの言うとおり』やテレビドラマ『監獄学園 -プリズンスクール-』など、今作同様に漫画を原作とした作品でも印象に残る演技を見せてきた注目の女優です。

――バスドル(路線バス好きのアイドル)で“ぶりっ子”キャラという、意外なキャラクターで登場されたのでビックリしました(笑)。もちろん、普段の山崎さんとは別人のキャラクターですよね?

山崎紘菜さん(以下、山崎):そうですね(笑)。正反対のキャラクターだと思います。長江俊和監督はリアルな映像にこだわっていて、「台本は気にせず、自分で台詞をどんどんと変えてしまっても良いよ」とおっしゃっていたので、リアリティのあるお芝居ができたと思います。

――パンデミックを題材にした作品などは、普段からご覧になりますか?

山崎:実を言うと、こういうジャンルの映画は苦手です(笑)。あ、でも、完成した今作はもちろん見ましたよ! 事前に台本を読んでいるし、ストーリーの展開や結末を知っているはずなのに、出来上がった映像は予想以上に怖かったです。衝撃的でした……。手持ちのカメラとか、定点の監視カメラの映像を通して撮影されると、やはりリアリティがあって恐怖も倍増しますよね。

――長江監督の真骨頂ともいえるフェイクドキュメンタリーの手法が、原作の世界観にマッチしていました。原作の『アイアムアヒーロー』について印象を聞かせてください。

山崎:主人公が普通の人、どちらかというと冴えないタイプの男性というのが面白いですよね。ZQNに関しても、今までにはなかった新しいジャンルの生命体だと思いました。私が演じた役は原作に登場しないオリジナルのキャラクターですけど、その世界観にとけ込めるような女の子になれば良いなと思いました。

――これまでも『神さまの言うとおり』や『監獄学園 -プリズンスクール-』など、個性的な漫画のキャラクターが続いていますよね。やはり、原作の世界観については常に意識しているのでしょうか。

山崎:そうですね。監督から特別な指示がない限りは、原作の世界観を大切にしたいと思っています。原作ファンのみなさんの期待を裏切らないように、というのが一番です。『神さまの言うとおり』の場合は三池崇史監督が「原作とは違うものを作る」とおっしゃっていましたけど、『監獄学園 -プリズンスクール-』は「完璧に実写化したい」という目標があったので、とにかく原作を細かく読み込みました。だからこそ、原作ファンからの反響があるのは嬉しいです。

――三池監督の作品としては、『悪の教典』にも出演されています。三池監督に対してはどんな印象をお持ちですか?

山崎:怖いイメージを持たれる人もいるかもしれませんが、役者さんやスタッフさんに凄く愛情のある方だと思いました。私たちに寄り添って考えてくださいますし、決断力があるので一緒にお仕事をしていて安心感のある監督さんです。

――一方で、またタイプの異なる大林宣彦監督の作品にも、『この空の花 長岡花火物語』、『野のなななのか』と連続で出演されています。学ぶことも多かったのでは?

山崎:私が初めて台詞をいただいた映画が『この空の花 長岡花火物語』です。最初に大林監督の現場を経験できたのは本当に光栄で、とても大きな影響を受けたと思います。他の役者さんやスタッフのみなさんとのコミュニケーションを通じて学べることは何にも代えがたくて、“現場で成長する”ということの大切さを教えてくださいました。

――原作や今作に登場するZQNは、人間の頃の生活習慣や個性に関連した言動を繰り返しますよね。山崎さんがZQNになっても失いたくない個性とは何でしょうか?

山崎: ZQNになっても人間は食べずに、ちゃんと美味しい食事を楽しみたいです(笑)。私、ご飯を食べることが大好きなんです。高校生の時に大林宣彦監督の撮影現場で、朝・昼・晩と食べた後に、夜食でリゾットとうどんを食べて、さらに監督にラーメン屋さんに連れて行ってもらったことがあります(笑)。今思うと自分でも驚きです。

――それは凄い(笑)。生命力がありそうなので、もし作品のようなパンデミックが発生しても山崎さんならきっと生き延びられますね!

山崎:うーん、混乱してパニックになっているうちに、身近な人に食べられてZQN化しちゃうと思います(笑)。誰かに助けてもらったら少し生き延びられるかもしれないけど、一人だったら諦めてしまいます……。

――そうなんですか(笑)。長澤まさみさんが演じた主人公の藪(小田つぐみ)は、ZQNにたくましく立ち向かって生き延び、映画版につながっていくわけですが、山崎さんから見て普段はどんな方ですか?

山崎:藪のキャラクターと同じく本当にカッコイイ女性で、憧れの女優さんです! 実は長澤さんとマネージャーさんが一緒なので、普段から可愛がっていただいて、食事に連れて行ってもらうこともあります。長澤さんの“妹分”と言われることもあって、それは凄く嬉しいですけど、それに相応しい女優にならないといけないなと思います。

――それでは最後に、山崎さんが今後挑戦してみたい役などがあれば教えてください。

山崎:ひとつの作品で一人二役に挑戦してみたいです。例えば双子でまったく性格の違うキャラクターとか。あとは王道のラブストーリーでヒロインを演じてみたいです。映画『orange-オレンジ-』や、今はテレビドラマ『MARS~ただ、君を愛してる~』に出演させていただいていますけど、ヒロインを応援する友達だったり、ヒロインに嫉妬する役が多いんです。だから、自分が恋愛物語の中心になってみたいです。

――どちらの役もぜひ見てみたいです! 本日は、ありがとうございました!

dTVオリジナル「アイアムアヒーロー はじまりの日」予告編(YouTube)
https://youtu.be/tCJnKjTjZaM

dTV『アイアムアヒーロー はじまりの日』紹介サイト:
http://video.dmkt-sp.jp/ft/s0005015

(C)花沢健吾・小学館/BeeTV

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記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

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