体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

消えたご当地グルメが地域を変える! 山形県大石田町に伝わる幻の郷土料理「にぎりばっと」とは?

f:id:Meshi2_Writer:20151230172120j:plain

「にぎりばっと」

みなさんはこの名称を聞いて、一体どんなものをイメージするでしょうか?

握り、バット。握った、バット。バットを、握る……。この名称を説明するとき、「野球で使うバットのことではありませんよ〜」と冗談交じりに話すのが、もはや地元ではお約束です。

あまりに怪奇的なこの名称は、環境省認定のそばの里”山形県大石田町”に伝わる消えたご当地グルメの名前なのです。そんな消えたご当地グルメが、今地域を変える存在になっているのです。

このままでは故郷が危ない、という危機感が生んだ味

まずはにぎりばっとで地域おこしに取組む団体「大石田元気プロジェクト(通称:OGP)」へ取材を申込み、約束の時間に指定されたお店へ伺ってみると……。

f:id:Meshi2_Writer:20151230104055j:plain

あれ?どこからどう見ても、いたって普通の民家です。

仕方がないのでお店の場所を聞いてみようと玄関へ向かうと、そば店ののれんを発見。そう、ここが地元で唯一にぎりばっとを提供している「そば吉峰」さんでした。

f:id:Meshi2_Writer:20151230104912j:plain

あれ?ここは実家たっだかな……と通された先は、田舎の実家と見間違いそうな広い仏間。このあたりでは、自宅で営業するスタイルのそば店が多いのだそうです。

f:id:Meshi2_Writer:20151230105747j:plain

そこに現れたひとりの青年、こちらが大石田元気プロジェクト代表の高橋さんです。

f:id:Meshi2_Writer:20151230110553j:plain

高橋さんは、ここ大石田町で生まれ育ちました。地元で暮らしていく中で、高齢化と若者の街離れによって人口減少が顕著になっていることに気づいたそうです。

大好きな故郷がなくなってしまうのではないかと危惧した高橋さんは、地域おこしへ取組むために同世代の仲間たちと大石田元気プロジェクトを立ち上げます。

f:id:Meshi2_Writer:20151230112024j:plain
1 2 3次のページ
グルメ
メシ通の記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。