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転職を阻む「嫁ブロック」の攻略法

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妻の強い反対があるので、転職を諦めます――。最近、転職に踏み切ろうとすると、妻に止められて内定を辞退する男性が増えているという。これは「嫁ブロック」と呼ばれ、転職口コミサイト「転職会議」の調査では、“妻に相談した結果、内定先企業を辞退したことがある”と回答した人は3割に上る。

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半信半疑で、R25も転職を考えたことのある30~40代の既婚男性会社員201人にアンケート(協力/ファストアスク)を行ったところ、「妻に転職を止められたことがある人」は31.9%となった。R25の調査では内定の有無は問題にしていないが、「転職会議」の結果に近い数字が出たといえるだろう。

加えて、「妻に転職を止められたことがある」男性にその後の結果を聞いたところ、それでも「転職した人」は48.4%、「転職していない人」は51.6%と、半数が「嫁ブロック」に従っている結果になった。

転職時、妻に猛反対されたという男性に当時の状況を聞くことができたのでご紹介しよう。

「そもそも妻は安定志向。反対されることを見越して、内定してから転職することを伝えました。そしたら、案の定大爆発。前職が安定した企業のグループ会社だったこと、転職先がネット上をさわがす事件を起こすような会社だったこともあり、『なんであんなチャラい会社に行こうとするのか信じられない』と激怒されました」(34歳・子ども2人)

結局、この男性は転職することができたようだが、5割の男性は諦めているのも事実。もし妻の激しい反対に遭った場合、どう攻略すればよいのだろうか。 “嫁ブロック“の言葉を生み出したキャリアコンサルタントの丸山貴宏さん(クライス&カンパニー)に聞いた。

「妻が転職に反対する理由として、圧倒的に多いのが『年収ダウン』です。妻からしてみれば、今の生活がどうなるのか、子どもがいればなおさら不安になりますから、まずはその不安を払しょくすることが肝心です。もし年収が下がる場合でも、現在の生活費や将来の教育費などを洗い出し、たとえ年収が下がっても生活には支障がないこと、あるいは今後上がる見込みがあることを説明すると、安心して受け入れてくれるケースは多いようです」

なるほど。確かに上述の男性も、「給料が上がることを伝えたら、時間が経つにつれて態度が軟化し、無事転職できました(苦笑)」と話してくれた。

また丸山さんによるともう1つ、嫁ブロックに遭いやすい典型的な事例があるという。

「一流企業から無名のベンチャーに転職しようとする場合ですね。この時、『転職しようと思うけど、どう思う?』と相談するのは避けた方がいいでしょう。将来の保証はないので、好意的になるわけがありません。『こういう理由でここへ行こうと思う』と、自分がやりたいことを具体的に、熱意を持って伝えることが重要です」

なお、「嫁ブロック」というと、ネガティブなイメージで語られることが多いが、プラスの一面もある。

「理想を描きすぎて、転職を現実的に考えられてない男性もいます。妻に反対され、転職意図を説明することは、生活面や自分が本当にやりたいことを改めて考えるいい機会です。反対されて気持ちが萎えてしまうようなら、それは転職しない方がいいという目安にもなりますしね」

現に、上記アンケートで「妻の説得で転職を取りやめた」人の中には、

「転職してやっていく自信がなかったことに気付いた」(31歳)
「後悔しそうだったのを、妻がとめてくれた」(36歳)
「感情的に考えたことを冷静に意見してくれた」(36歳)

と、妻の説得で冷静さを取り戻した、という男性は少なくなかった。

アンケート結果を裏返すと、妻の反対に遭って転職を「考え直せた人」は全体の15%程度と読むことも可能。夫婦間で良好なコミュニケーションが取れていれば、「嫁ブロック」は「嫁サポート」と捉えなおすこともできるかも?
(南澤悠佳/ノオト)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

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