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電力自由化、独身の恩恵は数千円!?

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2016年4月から「電力の小売全面自由化」が始まり、各家庭で電気の契約先を選べるようになります。新規で参入する会社は、ガス会社やガソリン会社、通信会社など、2016年2月25日の時点でなんと199社! 熾烈な顧客の奪い合いが始まるワケで、さぞや「電気料金が安くなるはず!」と思いきや…。

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「電気は“総括原価方式”という、かかったコストにプラス2~3%料金を上乗せして報酬を得るビジネスで、もともと儲けの少ない商売といわれています。つまり、電気料金は現時点ですでにかなり安いんです。自由化が始まっても劇的に安くなるとは考えにくいですね」

そう答えてくれたのは、電気料金比較診断サイト「エネチェンジ」の有田一平さん。っていうことは、別に今のままで変えなくていいってこと?

「電気料金自体は、それほど安くならないと思いますが、ガスや携帯電話、インターネット利用料とのセット割や、ポイント還元など、様々な形で料金の割引を受けられます。また、時間帯によって価格の異なる電気料金プランなど、ライフスタイルにあったプランを選べるようになるので、賢く選べば、生活にかかる負担を減らすことができると思いますよ」(有田さん、以下同)

なるほど。どこを選べばいいかは、自分のライフスタイルやセット割など、ケースバイケースになってくるんですね。そこで、「エネチェンジ」のサイトでシミュレーションしてみました。
※以下、従来の東京電力との契約金額と比較

●東京都在住、一人暮らし、3月の電気代が4000円だった場合

・「従量電灯B(30A)」(東急パワーサプライ)
年間の電気料金が-684円。インターネット、TVなどイッツコムのサービスに加入すれば、インターネット料金が年間-4200円。
→1年間の実質節約額「-4884円」

・「ずっとも電気1」(東京ガス)
電気・ガス・インターネットをセットにした「東京ガストリプル割」の適用を受けた場合、年間の電気料金が+1441円。東京ガス提携プロバイダのインターネット料金が年間-3888円。ポイントが1739円分。
→1年間の実質節約額「-4186円」

これらのように、セット割で選ぶとお得になるケースが多いみたい。ただ、なかには…。

・「H.I.S. 従量電灯B」(HTBエナジー)
年間の電気料金が-2225円。※1年契約。中途解約する場合は解約違約金9000円
→1年間の実質節約額「-2225円」

・「auでんき でんきMプラン(東京)」(KDDI)
年間の電気料金が-16円。「auでんきセット割」適用でキャッシュバック558円。
→1年間の実質節約額「-574円」

など、純粋に電気代がお得になるケースも。また、夜間あまり電気を使わないのに“夜間料金がお得になるプラン”を選んだ結果、逆に年間の電気料金が増えてしまう…なんてケースもあるので注意が必要です。

「あと言えるのは、普段、電力を多く使っているご家庭ほど、恩恵を受けやすいということですね。電気料金が毎月1万円を超えるような場合は、契約先を検討した方がいいかもしれません」

このコメントを受け、「東京都在住、2人暮らし、3月の電気代が1万円だった場合」で再シミュレーションしてみると、1年間の実質節約は…、

・従量電灯B(30A)→「-5487円」
・ずっとも電気1→「-1万2434円」
・H.I.S. 従量電灯B→「-5473円」
・auでんき でんきMプラン(東京)→「-4960円」

と、かなり節約額を増やせる結果に。年間でこれくらいの額が節約できるなら、契約先変更もアリかもですね。「普段の電気料金が高め」と感じている人は、検討してみては?
(島尻明典/verb)

■オトコの選択、どっちが得?第13回
(R25編集部)

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※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

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