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割れた食器が散らばり、ガスも水道も電気も…震災の日、2人の子と大きなお腹を抱えて

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2011年3月、東日本大震災が起こったとき、私は妊婦でした。

お腹の赤ちゃんの他に、4歳と2歳の子供がいました。

幼稚園にいる上の子を迎えに行こうとした時、揺れが始まりました。

怖がる真ん中の子供を抱き寄せました。

揺れはどんどん大きくなり、家中のいろんなものが落ちたり割れたりしました。

揺れがおさまった後、気になるのは幼稚園にいる上の子でした。

慌てて迎えに行きました。

何より、早く上の子の無事を確認したいという思いでいっぱいでした。

幼稚園の園庭の真ん中に子供たちは集まっていました。

さほど混乱なく、上の子を連れて帰宅しました。

しかし、家の中は割れた食器が散らばり、寒い時期でしたが電気も使えませんでした。

危ないので子供たちには動いてほしくないけれど、2歳4歳はいつものように家の中を自由に動こうとするし、テレビを見せておくこともできず、目が離せませんでした。

夜が近づいていたので、懐中電灯や電池をチェックしておかないと!と思いました。

停電すると、当たり前ですがトイレに行くにも家の中が真っ暗です。

割れた食器だらけの台所で、ガスも水道も電気も使えず、夕飯を作ることなど不可能でした。

すぐに食べられるようなものを探して、とりあえず子供に食べさせました。

食事らしい食事というものではなかったです。

非常用の飲料水も買い置きしてありましたが、水道の復旧が長引くだろうと予想した夫は、夜の間に自販機を回って飲料水を手に入れてきてくれました。

子供が寝た後、小さな明かりの中で、割れて床に散らかった食器を片付けました。

飲料水を早めに確保したのと、トイレ用などに近所で井戸水をもらえたので助かりました。

水はとても貴重なものになってしまったので、シャワーやお風呂はおろか洗顔すらままなりませんでした。

翌日から、スーパーやガソリンスタンドは長蛇の列でした。

震災に備えて、懐中電灯などの明かり、飲料水、非常食などを充分に準備しておくのはとても大切だと思います。

カセットコンロも重宝しました。

またテレビや携帯が使えなくなるので、給水車や避難所などの必要な情報を得るために、電池式のラジオや地域の防災無線などを設置しておくと安心です。

そして、隣近所の付き合いも普段から大切にしておくと良いと思います。

井戸水を分けてもらえたり、必要な情報を得られたりするだけでなく、困難な状態のときに話せる地域の人たちがいると気持ちが紛れて落ち着けました。

大きな災害が起こってしまうと、日常生活が機能しなくなります。

でも、なんとかなります。

何日も風呂に入れなくても、まともな料理ができなくても、洗濯もできなくても…。

家族が無事であれば。

f:id:akasuguope02:20160307212501j:plain著者:鋼鉄の母さん

年齢:37歳

子どもの年齢:8歳、6歳、4歳

個性の違う3人の子育てで慌ただしく、気の休まる暇もありません。逆境に置かれるほどに、どんどん強くなってます。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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