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イタリアでは、3月8日はミモザの日「国際女性デー」

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Photo credit: Edicolante「バレンタインデー!マルモレの滝とパピーニョと聖バレンタインのテルニの街

こんにちは。イタリア在住15年、Compathy MagazineライターのEdicolanteです。
毎年3月8日は「国際女性デー」です。1904年3月8日にアメリカ合衆国のニューヨークで、女性労働者が婦人参政権を要求してデモを起こしたのが起源。現在は国連事務総長が女性の十全かつ平等な社会参加の環境を整備するよう、加盟国に対し呼びかける日となっています。

イタリアでは「ミモザの日」

イタリアでは「フェスタ・デッラ・ドンナ(FESTA DELLA DONNA)=女性の日」といい、「ミモザの日」とも呼ばれています。ミモザとは、3月初め頃にイタリアの街中に咲く花です。1944年にローマに誕生したイタリア女性組合 (Unione Donne Italiane)が、この時期に咲くミモザの花をシンボルに選びました。

この日は、男性が女性に日頃の感謝を込めてミモザの花を贈ります。私は、旦那さん、義父、男友達、日頃通っている喫茶店のお兄さんからミモザの花を頂いたことも。男性が女性に親切なことでも有名なイタリアらしい素敵な習慣ですよね。お花を頂いた女性も、髪の毛に飾るなどして楽しんでいます。

女性はこの日、家事などから開放され、束の間の自由を手にすることができます。そのため多くの人々が女子会を計画し、レストランは女性ばかり! どこも満席になってしまうので、この日の外食は予約が必要です。

ミモザ(フサアカシアなどのマメ科属アカシア花卉の俗称)は鮮やかな黄色の、ふわふわのポンポンがとってもかわいく、香りも楽しめる花です。葉に触れると古代ギリシアの身振り劇ミモス ”mimos”(パントマイム)のように動くことからこの名がついたそう。しかし花粉症の人は、ポンポンと花粉が舞うのでつらい時期かもしれませんね。

Photo credit: Edicolante「ここも旧アッピア街道公園!トル・フィスカーレ公園とローマ水道橋公園を歩いた

ミモザのケーキ

ミモザのケーキはドーム型で、ミモザの花のような見た目です。スライスしてクリームをはさんだスポンジ生地の周りに、さらにふわふわと刻んだスポンジ生地を飾って作られます。そのためベースと飾りで2枚のスポンジケーキが使われているのが一般的です。レシピは様々ですが、ザバイオーネ(洋酒を加えて煮詰めたカスタードクリーム)と生クリームが入っているのが主流。

ミモザケーキの発祥は戦後すぐのローマなんだそうです。素晴らしいアイディアですよね! ミモザの花が簡単に見つかるのと同じくらい、材料も簡単に見つかります。春の到来を印象づける華やかなケーキです。

Photo credit: Edicolante「ここも旧アッピア街道公園!トル・フィスカーレ公園とローマ水道橋公園を歩いた

Photo credit: Edicolante「ガイドブックに載っていない!ローマの下町トラステヴェレ地区の教会巡りで、中浦ジュリアンに出会う

ミモザ(カクテル)を飲んでみよう。

ミモザカクテルは、シャンパンとオレンジジュースを半分づつで割ったドリンク。オレンジ色をしているので、ミモザの花に因んで名付けられたそう。フランスでは「シャンパーニュ・ア・ロランジュ(Champagne à l’orange)」オレンジ・ジュース入りのシャンパン、という意味で呼ばれるているのだとか。

「シャンパン」はフランスのシャンパーニュ地方特産のスパークリングワインなので、イタリアでは、スパークリングワインの「プロセッコ(prosecco)」などをベースにして作られます。イギリスでは、「Mr McGarry」というバリスタが「Buck’s Club」というロンドンのバーで1921年に作ったのが始まりで、「バックス・フィズ(Buck’s fizz)」と呼ばれています。本来なら氷が入っていますが、イタリアでは氷なしで、簡単に作れます。冬はシチリアのオレンジがおいしいのでフレッシュジュースで。ちょうどミモザの日の時期がさらにおいしいですよ。甘めのカクテルとかわいい色が女性向けですね。

ミモザの日である「3月8日」は女子だけで、ミモザケーキでお茶会をして、夜は楽しいおしゃべりをしながらオシャレなミモザを飲みましょう!

ライター:Edicolante
Photo by: Edicolante「バレンタインデー!マルモレの滝とパピーニョと聖バレンタインのテルニの街

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