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授乳のとき目も合わせず…。「2人目は大丈夫!」の過信から、手をかけなかった後悔

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育児って本当に難しく、またやり直しが出来ない事。

だからこそがんばらなくてはいけない事なんですね。

2人目を出産した時、ひとり目で失敗した事(体重管理等)をやりとげ、無事に産まれてきてくれたからと、私は安心してしまいました。

いや、『安心』ではないですね。

もうこれで一安心と『過信』してしまったのです。

1人目は初めてだらけで何でも一生懸命でした、空回りするぐらいに。

今でもそうです。

2人目は1人目で経験してることばかり、特に赤ちゃんの頃は上もそうだったし、そんなもんだと思う事が多数あり、慌てることはひとつもありませんでした。

上の子が赤ちゃん返りして寂しい思いをしないか、上の子の育児がおろそかにならないか…と上の子の事ばかり考え、大事な二人目の子とのスキンシップの時間の授乳中も、顔を見ることなく休憩とばかりにテレビをみながらしていました。

思い出せば思い出すほど、二人目の子には本当に寂しい思いをさせました。

そんな時、検診で発語が遅いですねと注意を受けました。

上の子も発達がゆっくりめだったので、その時もなんとも思いませんでした。

「上の子もだったし」と。

むしろ上の子より私の事を「あーちゃん」と呼んでくれて笑いかけてくれるのは早かったので安心していました。

ですが、ある時、「あーちゃん」と主人の事も呼んだんです。

あれ?と私の頭の中に疑問符が浮かびました。

それから今までの二人目の子の生活態度を思い浮かべてみると、大人は全て「あー

ちゃん」だった事に気がつきました。

その時、もしかしてこの子は人の顔の区別が付かないのでは?と疑い始めました。

しかしまだ当時は2歳になったばかりで、まだ決めるのは早いと保健センターなどでも言われます。

子供はいろいろ。

1人目と2人目でも姉妹なのに顔や性格、好みもこれだけ違うかというほど、違っている。

でももし、人の顔の表情などが読み取り難い子だったら、これから大きくなってコミュニケーションをとる上で必ずこの子は苦労する。

早いうちから何か手立てをした方が良いんじゃないか、それが今私が出来ることじゃないのか。

そう思いネットで調べてみましたが、2歳位の子に対する対処法などあまり具体的には載っていませんでした。

その頃にはすでに公園などの場で問題行動が見られる様になってきていて、二人目の子に、『なぜ?』という気持ちがわき始めました。

出産は上の子と違って元気に産まれてきた。

その後の発達も上の子より何でも早いくらいだったのに、急に手がかかる。

何を言っても火がついたように泣く子供を前に、

「まるで私が母親だと分からないみたいだ」

と思いました。

その時ふっと、2人目の子に授乳していた時の事が頭をよぎりました。

この子は私のほうを見ていたのに、私はこの子と目を合わせていなかった。

私は2人目の子に愛を与えなかったのだと。

なんと酷いことをしたのだろう、私は2人目の子を虐待してしまっていたのだと後悔しました。

今になって思えばきっとそれだけではなく、もともとそういった素養があったのだと思います。

それでも、今でもあの頃もっと沢山抱っこし、目を合わせて授乳をし、沢山話かけてあげていたら、今苦労している部分が少しでも少なくなったのではないか…と、最近まで考えて過ごしていました。

けれども、最近のことです。

幼稚園児になった二人目の子の友達が

「○○(二人目の子)ちゃんはこんな事できるねん。それは○○(二人目の子)ちゃんだけなんやで」

と言って私に教えてくれました。

自分のやりたいことが出来ずに泣いて怒って一人で遊んでばかりだった子が、みんなと同じように楽しそうに遊び、うれしそうにしている姿を見て涙が出ました。

環境でも人は成長するんだ、私だけが子供に対して影響を与えるわけじゃないんだと、このとき身に染みて感じました。

著者:さゆり

年齢:34歳

3姉妹の母で今は育児に専念している。食事は食べに行くのも作るのも大好き。ママ友との楽しいおしゃべりお茶会に手作りスイーツでもてなすのが最近の一番の息抜き。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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