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「席を譲ってください」の一言が言えなかった…安静なのに引き継ぎでラッシュ出勤

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私の旦那は夜の営みが好きではなく、私から誘っても断られることがしょっちゅうで、なかなか子供に恵まれませんでした。

どうしても子供がほしい私は何度も何度も旦那に不妊治療の話を持ち出しましたが、相手にしてもらえず…辛い日々が続きました。

そんな中、奇跡的に自然妊娠し大変喜んでいた矢先、ある日突然の出血。

一瞬パニック状態になってしまいましたが、落ち着いて産婦人科へ行き、先生から告げられた言葉が『切迫流産です』。

“流産”という単語を聞いて、知識のない私はショックで言葉を失いました。

しかし、まだ死んでしまったわけでないということを教えていただき一旦ほっとしました。

入院の必要はなかったのですが、先生には絶対安静にするよう言われました。

ところが、当時私が勤めていた会社は規模が小さく、事務所の事務処理は私一人でこなしている状態だった為、どうしても引き継ぎをする必要があり、絶対安静にもかかわらず3日間の出勤を余儀無くされました。

できることなら先生から言われた通り家から出たくはなかったですが、やむを得ず出社することに…。

朝の電車はいつものように通勤ラッシュ。

周りの人に容赦なく体を押しつけられ、マタニティマークはつけていましたが、まだお腹が出ていないからか誰かが席を譲ってくれることもなく…。

思わず涙が出てしまいました。

それでもお腹が押しつぶされないようなんとか体を支え、必死で小さな命を守りました。

結果的になんともなかったから良かったものの、その時に勇気を出して

「席を譲ってください」

と声を出せなかった自分が、今となってはとても腹立たしいです。

その後は家で安静にするよう心がけ、赤ちゃんが無事に生まれてきてくれた時は嬉しくて涙がとまりませんでした。

今まで私は、妊娠さえすれば当たり前のように赤ちゃんが生まれると思っていましたが、今回の経験で必ずしもそうではないということが痛いほどよくわかりました。

もし今後電車でマタニティマークをつけた方を見かけたら、どうか席を譲ってあげてください。

著者:ペペ

年齢:27歳

子どもの年齢:3ヶ月

東京都で小さな会社の事務職をしていましたが、妊娠して退職し、現在は一児の母です。周りから子育ては大変だと言われてきましたが、可愛い我が子と向き合っている毎日がとても楽しく、幸せでしかたありません。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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