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「ウェブ魚拓」一部機能停止騒動

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WWW上に一度公開されたページを、キャッシュとして保存することができる無料サービス「ウェブ魚拓」。3月1日、同サービスを運営するアフィリティーが「過去の魚拓機能を停止」すると発表し、波紋を広げていた。

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同社は、その理由として「インターネットでも個人の権利として認められてきました『忘れられる権利』等に対応が現状、困難であること」と説明。

「忘れられる権利」については昨年12月、Google検索結果から、自身の逮捕に関する記事の削除を求めた男性の権利が認められ、Googleに対し削除を要請する司法決定が出ている。共同通信によると、ネット上に残り続ける個人情報の削除を求めることを「忘れられる権利」と明示し、削除を認めたのは国内初だった。

保存用、証拠用として同サービスを利用していたユーザーは多かったため、Twitterでは「もうウェブ魚拓が使えなくなる!?」とばかりに

「改ざんさせない権利も必要では。そのためのウェブ魚拓な訳だし。」
「残念だね。証拠保全のために必要だったのにね。」

などとざわめいたが、こうした意見を受け、同社はサイトを更新。

「『過去の魚拓』は『取得魚拓一覧をカレンダーから日別に表示出来るページの機能名』であり、『取得済みの魚拓』に関わるものではございません。」
「『過去の魚拓』機能はユーザー様にとってかなり見づらく、あまり使う方が居ないので認知がされていなかった可能性があり、名前が誤解されやすかった事をお詫び申しあげます。」

と、お詫びの言葉とともにウェブ魚拓そのものはこれまでどおり利用できるとした。

Twitterには、

「わたしが作った要約まとめにもウェブ魚拓を使っているものが一部あったので参ったなあとおもったけど、取得済みのデータが閲覧不能になるわけではないみたいなので一安心。」
「結構利用してるので一瞬これまで取得した魚拓が見れなくなるのか?と一瞬あせりましたが違うようで安心です。」

と、安堵の声があがっているが、それでも一部機能を停止したことについて、

「これは日本インターネット史に残る事件では。
『忘れられる権利』。今後大事になってきそうですね。」

という感想をもつ人も。今回の措置は同サービスのユーザーにとって大きな影響はなさそうだが、結果的にウェブアーカイブへのニーズが少なくないことを浮き彫りにした出来事となった。
(花賀 太)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
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