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シンガポールで子供のハートを掴むために練習べきことはたったひとつ

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Photo credit: Seina Morisako「Singapore Days

こんにちは、ライターのSeinaです。私は現在家族とシンガポールで暮らしています。
もし、あなたが1ヶ月後にシンガポールに引っ越すことが決まっていて子供たちの人気者になりたいとしたら、練習するべきことは一つ! それは「KENDAMA(けん玉)」です!

ITに密着した生活をおくる子供達のハートをつかんだ「けん玉」

シンガポールに生活する子供達は、ITととても身近な生活をしています。公立学校の子は政府が指導した学校のポータルサイトで宿題をこなし、インターナショナルスクールの子供は学校独自のITカリキュラムで算数などをインタラクティブに学びます。小学生から携帯を持つのは当たり前。ネットで宿題を提出するのも珍しいことではありません。

そんな生活をおくる彼らの心を、わし掴みにしている木製のおもちゃがあります。それがけん玉です。2014年後半から男子学生を中心にブームになり、2015年にその流行は定着しました。

日本人なら誰でも遊んだことがある「けん玉」。古くからある伝統的な遊びで、現代の子供に流行るようなものだとは私にはどうしても思えませんでした。でもシンガポールの男の子たちはけん玉をとても「かっこいい」と感じているようです。けん玉だけではなく、けん玉ホルダーなども売っています。男子学生たちが制服のベルトにけん玉を誇らしげにつけてるさまは、日本人の私にとってはとても不思議な光景です。

Photo credit: Seina Morisako「Singapore Days

けん玉はコミュニケーションのきっかけにも

私も子供も当初は全く興味がありませんでしたが、電車のホームやバスターミナルなど、あらゆる場所で子供達が「けん玉」で遊んでいるので、練習をはじめてみました。ある程度の技ができるようになると、そして思いがけない効果が! なんと「簡単に友達ができる」のです!

けん玉をしていると、子供達同士はすぐに集まります。けん玉はITガジェットではないので「またゲームとかやって!」という怒りを感じないこともあり、親からも好評。ちなみに私が他のお母さん達に、「うちの子供の先輩が所属するサッカークラブではけん玉を練習に取り入れている」「けん玉は運動神経の基礎を鍛えるのよ」とおしえると「うちもやらせる!」と言っていました。

しかし私にとって、困ったことも起き始めました。以前は日本からのお土産として「けん玉」がとても喜ばれたのですが、最近はお土産にはできなくなりました。理由は簡単です。けん玉があらゆる場所で売り出されるようになったからです。おもちゃ屋だけでなく、コンビニやバスターミナルの売店にまでけん玉は売られるようになりました。

Photo credit: Seina Morisako「Singapore Days

ブームのきっかけは不明、でもそんなことはどうでもいい

なぜけん玉がブームになったのか。ネットで調べたり、私の友人のシンガポール人、公立学校に通うお子さんがいるお母さんなど、様々な方法でヒヤリングしてみたのですが、結局理由はわかりませんでした。どうやら、なにかきっかけがあったわけではなさそうです。ヨーヨーやテレビゲームのように、誰かブームの火付け役がいるのかと探したのですが、「この人だ!」という人物もいませんでした。

ブームの盛り上がりは最近ようやく落ち着いてきたようですが、男子学生(主に小学高学年から中学生)の間では、けん玉は今でも大人気です。彼らは電車のなかでけん玉の技を競い合います。大技が決まると他の乗客が拍手をすることも。シンガポールの電車は通常はそれほど混雑しないので皆黙認をしています。

もしあなたが「シンガポールに訪れる際に人気者になりたい!」と思うなら、けん玉の技をいくつかすることをおすすめします。その技を公園などで披露したらあなたはすぐに人気者になれるでしょう!

ライター:Seina Morisako
Photo by: Seina Morisako「Singapore Days

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*Ykya K「ユニバーサルスタジオシンガポールを右回りで1日遊び倒す!!
*Seina Morisako「Singapore Days

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