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老後を見据えたリフォームには「断熱」と「動線」が欠かせず

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 老後を見据えたリフォームには、“断熱”と“動線”が欠かせないと、『ア・シード建築設計』代表、一級建築士の並木秀浩さんは話す。テレビや雑誌などでも多く紹介され、間取りから変えるリフォームが得意な並木さんにリフォームのポイントを教えてもらった。

「子供が独立したら、壁を取り払い1つの広い部屋に変えたほうが、介護が必要になっても利便性が高い。しかし、広い部屋は温まりにくいという欠点があるため、断熱性を高める工夫が必要です」(並木さん。以下「」内同) 

 また、寝室は1階に作って、ゆくゆくはワンフロアだけで生活できる準備をしておくとよい。

「今は階段の昇降が気にならなくても、将来に備えて準備しておいて。2階は、ゲスト用の寝室や物置などにしておくとよいでしょう」(並木さん)

 63才の主婦は、夫婦2人になり、2階の個室をつぶしてリビングに。最初は明るくてあったかいから正解だったと思ったけれど、最近は膝が痛くて階段の上り下りが億劫になったと語る。

 水回りも寝室近くにまとめておくのが理想だ。

 さらに、介護の準備だけでなく、老後も楽しめる家づくりも大切だ。並木さんが設計を手掛けたSさん(68才)は、リフォームで人生が変わったと顔をほころばせる。

「55才の時、娘と息子の結婚が同時に決まり、うれしい半面、これからは暗くて狭いこの家でひとりか、と思ったら寂しかった」(Sさん)

 そこで、上下合わせて17坪の家を大胆にリフォーム。断熱材を充填し、大きな窓をつけて、7畳半の和室を明るく、広いリビングに一新。憧れだったオープンキッチンも備えた。

「明るく広いリビングにしたおかげで人が集う家になり、寂しさとは無縁です。昔は隙間風で寒かったけれど、断熱もバッチリなので、冬は温かく、夏はエアコンいらずです」

 一方、こんなケースもある。

「使わなくなった子供部屋の壁を取り払って広いリビングに大リフォーム。でも断熱工事をケチったら、冷暖房が効きにくくなってしまった。結局、光熱費がかかって損した気がします」(58才・主婦)

※女性セブン2016年3月10日号

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