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慈善活動が評価されアーケイド・ファイア、“カナダのグラミー賞”で人道賞受賞へ

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 アーケイド・ファイアが4月2日にカルガリーで行われる【ジュノー賞】の祝賀会にて、2016年の【アラン・ウォーターズ人道賞】を受賞することになった。カナダのグラミー賞とも称される同アワードの授賞式は、その翌日にテレビ放映される。

 これまでに【ジュノー賞】を8回受賞している同バンドのウィン・バトラー、レジーヌ・シャサーニュ、ウィル・バトラー、リチャード・パリー、ティム・キングズベリー、ジェレミー・ギャラは、ハイチの人々の救済のためにPartners in Health、Kanpe、Plus Oneなど、様々な手段で400万カナダドル(約3億3,500万円)以上の募金を集めた。

 ウィン・バトラーの妻でボーカルのシャサーニュは、60年代にハイチの独裁国家を逃れてきた両親の間にカナダのモントリオールで生まれた。受賞に関するプレス声明にて彼女は、「光栄です。とても感謝しています。活動を続ける励みになります」とコメントしている。

 アーケイド・ファイアにとってこの取り組みは今年で10年目となる。コンサートのチケット販売1枚に付き1ドルをPartners in Health(PIH)に寄付することを2006年に開始しているのだ。同団体は“現代医学を最も必要とする人々のために役立てることと、絶望的な状況の解毒剤の役割を果たすという2つを中心とする目標達成を目指し”、ハイチに設立されたNPOだ。

 その4年後、シャサーニュは現在カナダの政治家となったドミニク・アングレードとKanpeを共同で設立。現地の言葉で“立ち上がる”を意味する同基金は、各家族の持続可能な形での経済的自立をサポートし、“健康、栄養、住宅、教育、農業、リーダーシップという自立の柱を統合する家族支援プログラムを実施”している。

 PIHとの取り組みによりアーケイド・ファイアは、“地元のクリエイティブ産業における起業家精神と事業開発の育成”を意図してArtists for Peaceが設立した、ハイチのアートとテクノロジー(音楽を含む)の学校、Artists Instituteとも連携するようになった。

 また、最近では、2014年にPIHと共同で“世界に影響を与えるためにアーティスト・目標・音楽ファンをつなぐ”国際慈善団体、Plus Oneを設立。参加アーティストのザ・ナショナル、チャーチズ、ジョニー・リード、Arkells、Metric、マックルモア&ライアン・ルイスなどは、販売したコンサートチケット1枚に付き1ドルをPlus Oneに寄付している。これまでに集まった額は200万ドル(約1億6,800万円)以上にのぼり、Global Health、PIH、Kanpeに寄付しているとのことだ。

 メディア会社、CHUM Limitedの創立者であるアラン・ウォーターズに因んで名づけられた【アラン・ウォーターズ人道賞】は、BCE-Bell Media Benefitsの資金提供により、“その貢献がカナダの社会機構を確実に強化した、優れたカナダ人アーティスト”へ贈られる。

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