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ビジネスパーソンの力は「人間性知能HQ」で測れる!? 脳科学者・澤口俊之氏が「脳力」の鍛え方伝授

生活・趣味
ビジネスパーソンの力は「人間性知能HQ」で測れる!? 脳科学者・澤口俊之氏が「脳力」の鍛え方伝授

仕事のパフォーマンスがいまいち上がらない、優秀なはずの新入社員がすぐ辞めてしまう……。人間性脳科学研究所所長の澤口俊之氏によれば、そんな状況はビジネスパーソンの「脳力」に関係があるのだという。

「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ)でも活躍する澤口氏は、2月17日、東京・千代田区の野村不動産の新築オフィスビルPMO平河町で開催された「PMO FORUM 2016」で「仕事を変える”脳力”の伸ばし方、成功する経営者は何を鍛えるべきか」と題したセミナーを実施。「人間性知能HQ(Human Quotient)」の重要性を指摘した。
HQとは「目的に向かって計画を立てて努力できる力」

澤口氏によると、HQとは「目的・夢に向かって、社会の中で協調的に生きるための脳力」とのこと。未来である目的や夢に向かって、どのように計画を立てて努力できるかということにもつながる。

これは人間特有の脳力で、いま脳科学においてもっとも重要とされているという。HQは額のすぐ後ろ側にある前頭前野という脳の場所の知能で、領域ごとに違った働きをしている、他のそれぞれの脳領域の力をうまくコントロールする役割を担っている。サッカーでいえば、まさに監督。全体のパフォーマンスをいかに高められるかは、ここに掛かっている。

HQが高い人は仕事で成果を出し、同じ会社で長く勤めながら指導的立場などの高度な職に就く可能性が高まるという。企業内評価や年収も高い傾向があるそうだ。

ただしHQが高い人は勉強もできるが、高学歴でもHQが低い人はいる。「新入社員がすぐに辞めてしまう」という悩みを抱えた都内の一流企業の社員を澤口氏が調査したところ、「HQの低さ」が共通点としてあがったという。

それではHQは、いったいどうやって測ることができるのか。澤口氏は簡単なテスト方法を紹介。紙に書いた数字を一瞬見せ、その後 記憶した数字を見た順と逆に言えるかどうかをテストする。例えば「2」「5」「7」「4」と順に数字を出されたら、「4」「7」「5」「2」と答えというもの。何桁の数字を逆唱できるかによって、脳の働きの程度がおおよそ推定できる。
優れた起業家の中には「8桁以上」できる人も

澤口氏は大学生の講義を受け持つとき、一番初めにこのテストを行うという。4桁までしかできない学生は「意欲が低く、好奇心も乏しい」。就活にも消極的だそうだ。一方、6桁以上できる学生は「意欲が高く、好奇心も高い」。就活にも積極的に臨む傾向があるという。優れた経営者・起業家の中には、8桁以上できる人もいるそうだ。

テストでHQが低いと分かったら、どうすればいいのか。澤口氏が提案したのは「脳トレ」ではなく、意外なことにジョギングやウォーキングのような「有酸素運動」だった。脳科学的な標語としては「脳トレより有酸素運動」となっているという。

その理由は、脳が多くの血液を必要とする器官だから。血を送り出す心臓が弱ると、脳機能も低下してしまう。血流を良くするためには有酸素運動が重要で、運動する人ほどHQが高く、記憶力や方向感覚を司る海馬も大きくなる傾向があるという。

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