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1人目は何の問題もなかったから、2人目も…と思っていた。命は奇跡と教えられた出来事

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2人目を妊娠した時のことです。

1人目を授かり婚で出産したこともあり、2人目もすぐにできるだろうと思っていたのですが、思ったほど簡単ではなく、1年くらいしてやっと授かった赤ちゃんでした。

1人目の時、何も問題などなく順調な妊娠・出産を経験していた私は、その時はただただ嬉しさだけで舞い上がっていました。

もちろん、リスクがあることも知識として知ってはいましたが、それよりもまた赤ちゃんが来てくれたという楽しみの方が勝っていたと思います。

妊婦健診も順調に進み、いわゆる安定期(12週)も過ぎて母子手帳ももらうことができ、問題なく育っているように感じていました。

安定期も過ぎたし、県外にある実家に遊びに行こうと連休に家族で予定を立てました。

検診は連休明けの予定だったのですが、その時に少しだけ出血があり(色は茶色でした)、念のため帰る前に病院へ行っておこうと来院しました。

丁度19週くらいだったと思います。

先生の問診が終わった後にエコーをしてみると、動いていたはずの赤ちゃんの心拍がなくなっていました。

先生も、何度も何度も角度を変えて診てくださったのですが、やはり心臓は動いていませんでした。

「残念だけど…」

という先生の言葉を、しばらくは理解することができず、その後の説明などもぼーっとしてうろ覚えでした。

赤ちゃんは稽留流産となり、人工的に陣痛を起こして産まなければいけませんでした。

私が通っていた産婦人科ではその処置ができないとのことで、違う病院へ連休明けに行くように言われました。

ようやく意識がしっかりして、帰りの車の中で号泣しながら帰ったのを覚えています。

誰にでも流産の可能性は、妊娠6回に1回はあるということは聞いた事があったので、その事実を受け入れる事はできたのですが、やはりしばらくは涙が止まらず、両親へ電話で説明するのもやっとでした。

赤ちゃんを外に出す処置自体は、私の場合はそれほど困難なことはありませんでした。

子宮口を広げる処置をして、陣痛剤を一度飲んだらすぐに出てきてくれました。

出てきた赤ちゃんを見たら、また涙が止まりませんでしたが、体は何の問題もなく回復しました。

赤ちゃんを調べても流産の原因は分からずでしたが、看護師さんやお医者さんが親身になって慰めてくれたことを覚えています。

1人目を何の問題もなく出産した私に、改めて妊娠・出産というのは、誰にでも普通にできることではなく、奇跡なんだなと教えてくれた経験でした。

著者:花子

年齢:35歳

子どもの年齢:8歳、3歳

2人姉妹の母です。出産・妊娠について、子育てについて、今までに知らなかったたくさんのことを子供たちに学ばせてもらいながら、子育てをしています。現在3人目を妊娠中。これからまたどんな生活になるのか不安と楽しみが入り交じりながらも、日々忙しく過ごしています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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