あのフェルメール作品にも描かれた歴史的な天体を体感しよう! フランス国立図書館の地球儀・天球儀を期間限定で展示中

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2月19日より、 フランス国立図書館と大日本印刷がコラボした体験型展覧会が開催されている。その名も『体感する地球儀・天球儀展』。
フランス国立図書館の設立は14世紀まで遡り、その保有資料はなんと4000万点にも及ぶという。この歴史ある図書館の地球儀・天球儀コレクションのなかでも特に貴重な地球儀・天球儀10点を初めて来日し、2期に分けて展示している。
作品の保護の観点から本来触ることができず公開が難しかった作品を、大日本印刷の高度な3次元計測技術を用い高精細3Dデジタル化して展示しているのが特徴だ。
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展示室では、球儀の実物と3Dデータ作品を鑑賞できる。歴史的な地球儀・天球儀を、指先で自由に転がし、拡大・縮小することができる。4K液晶パネルなので高精細。しかも触れるたびに解説が表示される仕組みになっている。展示の一部には、巨匠フェルメールの作品に描かれた天球儀も含まれているのだ。
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ただの視覚的な鑑賞ではなく、体感することが今回のコンセプト。全身を使いながら楽しめる展示がこちら。大昔の地球儀がモニターに映し出され、手で掴み移動するなどの身体動作をセンサーが感知し操作できるというもの。現在の大陸との違いなどを頭と身体で体感できる。これだけでも十分すぎるほど楽しめる。
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展示室内には、パンフレットを置くだけで、解説情報が机全体に映し出されるコーナーも。子供はもちろん、大人にとっても知的好奇心をくすぐられる刺激的な最新技術で溢れているのだ。
球儀を転がすだけでは物足りない方は、作品の内部に入ってみよう。ヘッドマウントディスプレイを使用した鑑賞コーナーがあり、18世紀の天球儀の中心に入り込んだかのような視覚体験ができる。鮮やかに描かれた当時の星空に囲まれる体験はとても感動的だ。まるで宙に浮いているような感覚になり、足元から頭上まで360度作品の世界に囲まれれば、大満足になること間違いなし。
文化財の保存継承と同時に、芸術文化の新しい楽しみ方を提案するDNPミュージアムラボ。最新技術を駆使し、時代を越えて過去の偉大な芸術家たちが見ていた世界を体験できる。ロマンと刺激に溢れたこのイベントは期間限定だ。週末の予定が合う方はぜひ足を運んでみよう。

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「フランス国立図書館 体感する地球儀・天球儀展」>>住所:東京都品川区西五反田3-5-20 DNP五反田ビル前期:2016年2月19日(金)~5月22日(日)後期:2016年6月3日(金)~9月4日(日)詳細・予約はこちらから。http://www.museumlab.jp/bnf/

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