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安産目指して、毎日散歩に雑巾がけ。それでも出て来ない我が子は驚きのビッグベビー

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1人目の妊娠中は体調も良く、結婚して昼間に自由な時間があったため、毎日のように散歩に行っていました。

しっかり動かないと安産にならないよと実母に言われていたのもあり、毎日1時間くらい自宅の周りを歩いていました。

私自身はその運動のかいあってか体重も7kgくらいしか増えていませんでしたが、居心地がいいのかお腹の中の赤ちゃんはどんどん体重が増えていきます。

臨月になった頃には軽く3kgを超えていて、とうとう頭のサイズも直径10cmを越えるほどに!!

生まれたばかりの赤ちゃんがだいたい10cmということなので、すでにオーバーです。

それでも運動をしていたから、安産になると勝手に信じていましたが、こんなに動いていたにも関わらず臨月の時点で子宮口は固く閉じたまま。

「毎日もっと歩きなさい!」

と先生に言われるので、散歩だけじゃなくて家の階段を上り下りしたり、四つん這いになって雑巾がけをしていました。

もうこのままだと生まれないと言われ、予定日に誘発分娩で入院することになってしまいました。

できることなら薬を使わずに産みたいですが、仕方ありません。

腹をくくって入院しました。

処置はまず、子宮口を拡げるバルーンと言われるものを入れられます。

それで子宮口が自然に広がれば自然と陣痛が来るかも知れないと言われましたが、1日目は生理痛程度の弱い痛みだけで終了でした。

子宮口は3cm程開いただけです。

翌日は朝から誘発分娩の点滴を開始します。

すると、いままで味わったことのないような痛みが、1時間くらいでじわじわと始まりました。

しかし、1時間置きくらいで子宮口を確認するものの、いっこうに開きません。

結局夕方の時点で6cm開いたところでようやく分娩台の上に登りました。

「これで産める!」

と思ったのですが、それからただ痛いだけで何も進みません。

痛みに耐えているだけです。

ようやくいきめるところまで痛みが進んでいるのに子宮口が開きません。

先生が陣痛に合わせて子宮口を広げているのですが、赤ちゃん自身がなかなか下りて来ないので、お腹の上に看護師さんが乗って押されました。

そのうち赤ちゃんの心拍が落ちてきたと言われ、もう帝王切開の準備も進めますと言われました。

「こんなに痛い思いをした上に、お腹切られるなんて嫌だ!」

そして何より、

「どうしてもこの子を無事に産みたい」

「負けたくない」

という気持ちになり、いままででこれ以上の力は出したことがないという程にいきみました。

先生がじょきじょきと切っている音が聞こえましたが、痛みは感じませんでした。

更に吸引器で2、3度吸われたところで、ようやく赤ちゃんが出てきました。

感動して泣くのかなと思っていましたが、泣くよりも達成感と疲労でくたくたでした。

前日の朝から始まって、翌日の夜9時にようやく生まれました。

その後は、アドレナリンが出ていたせいか夜遅くまで興奮して眠れませんでした。

生まれてきた子は3,900gのビッグベビーで、頭囲はなんと36cmです。

新生児室に眠る我が子は、すでに生後1カ月くらいの貫録がありました。

翌日になってようやくあちこち体が痛いことに気付いて見てみると、看護師さんに押さえられていたお腹が青あざになっていて驚きました。

後日、立会した夫に聞いたところ、私の股から蛇口をひねったように血がどばどばと出ていたので

「死ぬのではないか」

と怖かったそうです。

実際、出血量が多すぎて入院中は授乳が禁止、鉄剤を毎日点滴されていました。

妊娠中にしっかり運動していたことは安産にはつながりませんでしたが、結果的に出産のための体力が残されていたので帝王切開にならずに済んだのだなと後でしみじみと思いました。

まさに、『母は強し』を感じた出産でした。

著者:うめっこ

年齢:36歳

子どもの年齢:8歳、6歳、3歳、0歳7か月

4人兄弟の母です。毎日子どもたちに囲まれてワイワイ、賑やかで楽しい日々を過ごしています。趣味は映画観賞ですが、最近はなかなか観る暇がなくて台所でタブレットでこっそり観る日々です。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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