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周りと比べると小柄でおっとり…そんな我が子も「成長してる!」自信をもらったできごと

生活・趣味
周りと比べると小柄でおっとり…そんな我が子も「成長してる!」自信をもらったできごと f:id:akasuguope03:20150923175718j:plain

「ちっちゃいね!ちゃんと飲んでる?」

集団検診でも、ママ友や親せきからも、会うたびにそんな言葉をよくかけられました。

2,762グラム、49センチ、3月末生まれ。

ミルク育ちの我が子は、生後3ヶ月のときに口唇口蓋裂の初回の手術を受けました。

飲む方も飲ませるほうも下手くそで、しかも飲んでいる最中に疲れるのか、寝てしまうことも多く…育児本のように3時間なんて腹持ちはしませんでした。

そのまま寝かせると、もちろんお腹がすいて、すぐに起きて泣き、飲ませる…を繰り返すと、1日中ミルクをあげているような状態になることもありました。

始めは回数通り飲ませることに必死で、無理やり起こして飲ませていましたが、かわいそうだし、こちらも疲れるので、泣く様子や排便などを観察して量を調節し、適当に回数を増やしていきました。

周りの子とくらべてもあきらかに小さいし、生後2ヶ月ころからすでに『マイペースでおっとり』しているように思えた子ですが、そのことを親として自分の中で認めるまでには、とても大きな葛藤がありました。

本や妊産婦教室などで、日々驚くほど急激に成長する赤ちゃんの様子を見ていただけに、自分の子どもの成長に不安しか抱けない毎日、そして他の子のように元気いっぱいに生んであげられなかった申し訳なさでいっぱいでした。

そんな気持ちを抱えている身に、冒頭の言葉はたとえ挨拶程度の悪気のないものでも、とても辛いものでした。

その気持ちを唯一話せるのは主人だけでしたが、いつも『気にしなくていい』で終わり…。

市の集団検診も、産婦人科での検診も、スーパーの買い物も、お散歩も、なるべく人のいなさそうな時間を選んで出かけるようになって、ますます気持ちは落ち込むようになりました。

そんなある日、産婦人科での4ヶ月検診での先生の言葉に、私たち親子は救われました。

母子手帳の成長曲線はいつも濃い色の帯の一番下をかすめるように追いかけています。

それを見た先生は、

「いいねー!ぐんぐん順調に育ってる。心配することはなにもないね。ほら!」

そう言って、成長曲線が少しづつだけれど、ちゃんと曲線になっていることを指でなぞって見せてくれました。

その間、顔なじみの看護師さんたちは口々に

「笑った!」

「手の力が強いね」

「吸い付くのが上手ね」

などと、子どもを褒めてくれていました。

大きくなっているんだ。

これまで周りと比べて小さいとばかり悲観していたけれど、ちゃんと育っている!

育つのは当たり前のことかもしれないけれど、改めて実感したとき、誰かに認められたとき、やっと私は落ち着いた目て子どもを見ることが出来るようになりました。

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